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「景気回復の兆しなのか」

良く株価は景気の先行指標と言われるが、その株価の回復に先んじて景気の回復を示している指標がある。日銀短観である。大企業製造業DIと日経平均株価の推移を19990年あたりから重ねて見てみると、景気の悪化に際しては日経平均が先んじて下落していることが多く、確かにこれに関しては株価の方が先行指標となっている。しかし、景気回復に関しては、日経平均が上昇基調になる前に、短観の数字が底入れしているケースがいくつか見られたのである。

これも絶対ではないものの、ひとつの参考にはなるのではなかろうか。少なくとも大企業製造業DIが下げ止まり、前回に比べてマイナス幅が縮小した際には景気回復の兆しが近いと見ておく必要がありそうである。(以上、1月21日の「若き知」より)

4月1日に発表された3月の日銀短観は、大企業製造業の業況判断指数(DI)はマイナス58となり、オイルショック後の1975年5月のマイナス57を超えて過去最悪となったが、3か月後6月の予想値はマイナス51となり約3年ぶりに改善見通しとなった。単なるリバウンドとみる向きが多いことも確かではあるが、6月の実際の数字が今回のマイナス57を上回ってくるならば過去の経験則上では景気回復の兆しとみることもできる。現実に日経平均は3月10日につけた7021.28銭を目先の底に値を戻してきている。
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by nihonkokusai | 2009-04-02 10:16 | 景気物価動向 | Comments(0)
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