「日銀の社債買取」
買入対象は、担保適格社債のうち格付がA格相当以上のものであって、買入日の属する月の月末日において残存期間が1年以内であるもの。明日の買い入れ対象は3月31日において残存期間が1年以内りものとなる。
買入対象先は、日銀本店管下の共通担保オペ先(本店オペ先および全店オペ先のうち本店管下先)のうち希望する先となる。
買入方式は、コンベンショナル方式による入札。下限利回りを設け当該利回りからの利回り較差(ゼロ以上)を入札する。下限利回りは、残存期間6か月以内が無担保コールレートの誘導目標+40bps、残存期間6か月超が無担保コールレートの誘導目標+60bpsとなる(下限利回りは状況に応じて変更がありうる)。
買入総額の残高上限は1兆円、発行体別の買入残高の上限は500億円。ただし、買入残高が、20年7月から21年1月の各月末の発行残高のうち最大の残高の25%を超えた発行体については、償還により買入残高が当該金額を下回るまで、買入れ対象から除外。
買入実施の期限は2009年9月30日までとする
1回当りのオファー額は1500億円とする予定。
オファー日程は、第1回が3 月4日、第2回が4月6日、第3回が5 月11日。第4回以降のオファー日程等は先行き改めて公表の予定。
明日の買入については、オリックス発行の社債などが持ち込まれ、銘柄が集中するために札割れとなる可能性も高いとみられている。