「ほっ」と。キャンペーン

牛さん熊さんブログ

bullbear.exblog.jp ブログトップ

「欧米主体の長期金利の上昇」

今朝の日経新聞一面に、長期金利、米欧で上昇、との記事が掲載された。景気後退局面では異例、とも書かれていたが、この欧米主体のの長期金利上昇の背景には需給への悪化懸念がある。今回の金融経済危機の大きな特徴は、そのスピードにあったが、それに対応するために、各国政府も積極的な対応をせざるを得ず、その結果、国債発行量が急激に増加したのである。日経の記事でも。2008年の国債発行額が3兆ドルと前後と前年度の約3倍にのぼる見方を示しているが、今日10日から始まる米国債の四半期定例入札では670億ドルと過去最高の額の発行が予定されており、米10年債利回りは一時3%台に上昇した。

英国など欧州でも同様に積極的な景気対策や金融安定化策が講じられており、やはり国債の発行額が増加し、米国と同様に国債需給への懸念から英国やドイツなど欧州でも長期金利は上昇している。

ただし、日本でもバブル崩壊後の景気対策に伴う国債増発により、日本国債が暴落するのではないかと騒がれたことがあったが、結局は、その国の信用が維持できるかどうかが大きなポイントとなる。日本においても銀行に投じられた公的資金などは、結局安全資産である国債に振り向けられた。デフレ圧力の強まりなどから資金は安全資産となる国債に振り向けられるものみられ、今回の欧米の長期金利の上昇に関してもそれほど危惧することはないかと思われる。
[PR]
by nihonkokusai | 2009-02-10 09:23 | 債券市場 | Comments(0)
line

「債券ディーリングルーム」ブログ版


by nihonkokusai
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー