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「大決戦!超ウルトラ8兄弟」

さすがに一人では映画館に足を運べなかった「大決戦!超ウルトラ8兄弟」のメモリアルボックスをアマゾンで予約し先週届いた。早速、週末に観たのだが、なんとも懐かしいシーンが多かった。

まず冒頭のシーンは、昭和41年7月17日のウルトラマンの最初の放映日を再現していた。設定場所は横浜、しかも当時小学生の少年達が当時の横浜の建物などを再現されている中、駆け回っていたのである。その日のことは今でも私も記憶にある。当時、私はシーンに出てきた子供達の年代に近い小学校3年生であり、しかも住まいは横浜港からは少し離れてはいたが横浜市金沢区であった。このため、当時の駄菓子屋などの町並みを再現したシーンは、子供達の服装や家庭にあるテレビや時計も当時のものが再現されるなど、なんとも懐かしいものであった。ちなみに駄菓子屋の主人は、科学特捜隊のイデ隊員を演じていたかなり太めの二瓶正也氏であった。

その後、時代は変って現代になるのだが、設定は昭和のウルトラマンと平成のウルトラマンが共演するためにパラレルワールドの設定となっていた。我が家の子供達が小さいときに夢中になって観ていたウルトラマンティガに変身するダイゴが主役である。そこに昭和の元祖ウルトラマンのハヤタ、ダン、郷、北斗が加わる。またカメオ出演として、昭和・平成のウルトラマンの共演者があちらこちらに出演している。これもまた懐かしさとともに、それなりに時の流れも感じさせてくれる。。

一応、子供向けの映画なのであろうが、これはむしろ私の年代のように、自分が子供のとき観た昭和のウルトラマンと、今度は自分の子供と観た平成のウルトラマンを両方懐かしむ世代向けの映画のように思う。

最初のウルトラマンが登場した昭和41年は、40年不況を乗り越えていざなぎ景気がスタートした年である。いざなぎ景気では3Cブームと呼ばれ、カラーテレビ、クーラー、カーの普及が消費を押し上げた。金融経済不況の只中にある現在、新たな消費のヒーローの誕生も期待したい。
by nihonkokusai | 2009-01-26 16:57
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