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「金融政策決定会合結果の発表方法に望むこと」

 日銀の金融政策決定会合においては、2007年2月からは政策決定に関する各政策委員の投票結果もあわせて公表されるようになった。それまでは全員一致か賛成多数との発表だったが、賛成多数の際にはその票数や反対委員の名前といったことなども明らかにされるようになった。

 しかし、10月31日の金融政策決定会合終了後の発表において、0.2%の利下げという議長提案に対して賛成4人、反対4人。賛成は白川総裁、山口副総裁、西村副総裁、野田審議委員。反対は須田審議委員、水野審議委員、亀崎審議委員、中村審議委員との発表があった。

 その後の総裁会見で、反対した4人のうち3人が0.25%の利下げを主張していたことが明かにされた。つまり今回は利下げそのものに対しては、4人が反対したのではなく、結果としては7人の政策委員が利下げを主張し、上げ幅に違いがあったために3人の委員が議長提案に反対したという結果となっていたのである。

 4対4という票決に対し、市場参加者の多くは反対者は利下げそのものに反対したと解釈したはずである。市場との対話を意識すれば、今回のような際には引け後の総裁会見ではなく、ザラ場中に発表されることが多い結果発表の際に、もう少し具体的な反対者の内容も公表すべきであったかと思う。発表方式の変更には手続きも必要となると思われるが、次回会合以降は是非、もう少し具体的な結果も即時に発表できるようにしていただきたい。
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by nihonkokusai | 2008-11-05 09:29 | 日銀 | Comments(0)
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