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「2営業日連続で債券先物と日経平均先物でサーキットブレーカー発動」


「債券先物と日経平均先物で連日のサーキットブレーカー発動」
10月10日の日経平均先物は、寄り付きから売りが殺到し、前日比1010円安となりそのままサーキットブレーカーが発動した。10日の債券先物は株の大幅安を受けて、一時139円05銭まで反発する場面があったが、その後利益確定の売りなどに押され、後場に入ると債券先物は売り気配でのスタートとなり、そのまま前日比2円を超す下落となり、やはりサーキットブレーカーが発動した。15分間の売買停止後、前日比2円27銭安の136円19銭で寄り付いた。

13日の米株式市場では各国政府の金融安定化に向けた動きを好感し、ダウは936ドルと過去最大の上げ幅となり、14日の日経平均先物は前日比1310円高の9330円でいったん寄付後にサーキットブレーカーが発動し、15分の売買停止となった。

同日の債券先物はこの株高を受けて売り気配でのスタートとなり、そのまま先週末比2円を超す水準となったことで、サーキットブレーカーが発動したのである。 ただし、売買停止時間中の板は次第に買いが優勢となり、15分後に再開した際には135円58銭買い気配となり、結局、週末比1円41銭の135円94銭で寄り付いた。 債券先物は、10日は日経平均先物と一緒に急落しての同方向でのサーキットブレーカーの発動に対して、14日は日経平均先物が上昇してサーキットブレーカー発動したのに対し、債券先物は10日と同様に急落しての発動となっていた。

本来ならば、金融システム不安による株の急落となれば、質への逃避などの動きから債券は買われてしかるべきところが、10日には債券にはむしろ売り圧力がかかった。さらに14日は株高・債券安となり、素直に株高に反応して債券は売られるなど、結果としては債券相場には売り圧力がかかりやすい地合となっていた。

これは海外のヘッジファンドなどがキャッシュ化のために、日本の債券とスワップを組み合わせたアセット・スワップのポジションを外してきたことや、日本の超長期債を購入していた欧州投資家による換金売りが要因との指摘があった。それとともに国内投資家からも利益確定売りなどが入った可能性もある。

今回の世界的な金融危機の影響で日本の景気回復にはかなり時間がかかるとの見方が強く、日銀は連日のように大量の資金供給を実施している。そんな中にあって債券が売られやすくなっているというのは、かなり違和感が感じられる。しかし、この動きも結果としては日本の債券がグローバルな資金運用の一部に組み入れられているという証ともいえるのかもしれない。
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by nihonkokusai | 2008-10-14 10:23 | 債券市場 | Comments(0)
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