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「嫌な動き」


 本日の日経平均株価は、先週末比465.05円安の10473.09円と2004年2月以来の水準で引けた。一時、先週末比で500円以上下落し、10400円を割り込む場面もあった。また、TOPIXは999.05ポイントとなり、2003年12月以来の1000ポイント割れ。外為市場では、円が対ユーロやドルなど対主要通貨が大きく買われ、ドル円は一時103円を割り込み、対ユーロでは2006年3月以来の140円割れとなる場面も。アジア市場全般で、株式市場は大幅に下落し、時間外取引での、米株先物も大きく下落し、反面、米債は長いところ主体に大きく買われた。

 これらの動きは、リスク回避の動きとみられる。米国では金融安定化法案が下院で可決しても、金融市場での先行き不透明感は拭えず、それ以上に、欧州の金融市場の動向に懸念も示された。ドイツ政府が、国内の個人預金を全額保護する方針を表明したことに続き、デンマーク政府も、国内の銀行預金を全額保護すると発表するなど欧州各国も金融危機への対応に躍起になっており、それだけ今回の金融危機への懸念がむしろ強まる結果ともなった。」

 今回の米国発の欧米金融市場を直撃した金融危機の中にあって、唯一怪我が少なかった日本円が買われたり、リスクの高い株が下落する反面、債券市場では質への逃避から国債主体に買いが入った。後場に入っての動きは、ややパニック的な動きのようにも思われ、月曜日、マンデーだからというわけではないが、今日の欧米市場の動向も気になるところ。ブラックマンデーの時も、事前の日本市場は何かを予兆させるような動きとなっていた。

 債券市場では、現物30年28回は先週末比-0.090%の2.195%と2007年11月以来の2.2%割れ。10年296回は先週末比-0.075%の1.370%が買われ、9月16日のリーマン・ショックの際につけた1.375%を下回る。5年75回は0.895%と0.9%を一時割り込み、2年273回は0.675%まで利回りが低下し、債券先物も買戻しの動きを強め、先週末比1円を超す上昇となり、一時先週末比1円15銭高の138円83銭をつけてきた。
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by nihonkokusai | 2008-10-06 13:38 | 債券市場 | Comments(0)
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