牛さん熊さんブログ

bullbear.exblog.jp ブログトップ

「欧米での短期金利の跳ね上がり」


 9月30日、欧州のインターバンク市場では、翌日物のドルLIBOR(ロンドン銀行間取引金利)が前日比4.31%上昇し6.875%をつけ、リーマンショックを受けた9月16日の6.43750%を上回り、さらに一日の上昇幅としては過去最大となった模様。

 ECBはこのためドル資金供給オペを実施し300億ドルの供給に対し供給額の倍以上の応札があり、落札金利も11%に跳ね上がった。その後500億ドルの追加の供給オペが実施されたが、こちらは札割れとなり供給額は307億ドルとなり落札金利も0.5%に低下した。

 またFRBは200億ドルの資金供給を実施したが、FF金利は朝方に7%に上昇したが、その後一時0.25%まで急低下した。

 米国だけでなく欧州でも金融機関の相次ぐ破綻により、資金の出し手はかなり慎重になっているとみられ、期間が少しでも長いと相手先がどうなるかわからないということもあって、一週間を超すような期間のドル資金の取引はほぼ麻痺状態にある。

 日本でも30日の無担保コール翌日物取引で外銀の一部は1.0%で資金を調達したとみられ、日銀の誘導目標値の0.5%どころか、ロンバート金利の0.75%もさらに上回っていた。期末要因や手続きがやや煩雑なロンバート貸し出しを避けたところもあって、そういった金利が出合ったとみられるが、それでも30日の日銀のロンバート貸し出しは、1.3兆円にものぼり過去6番目の大きさとなった。
[PR]
by nihonkokusai | 2008-10-01 09:45 | 日銀 | Comments(0)
line

「債券ディーリングルーム」ブログ版


by nihonkokusai
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー