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「ねこやんさん」


 ねこやんさんと初めてお会いしたのはいつのことであったろう。2000年頃に作ったチャットに参加していただいており、それ以前に「ねこやんのホームページ」にリンクさせていただいたことをきっかけに、交友が始まったとのではないかと思う。ねこやんさんは仕事上もたいへん広い人脈を有しており、さらに「ねこやんのホームページ」を通じての人脈も加わって、その忘年会などたいへんな盛り上がりとなっていた。私も何度か参加させていただいたことがあった。また、私が開催させていただいた飲み会にも数多く参加していただいた。

 また、私が本を出す毎に10冊ずつ購入していただき、それを知り合いの方に配っていただくなどしていただいた。私にとって本当にお世話になりっぱなしとなってしまった。飲み会の中でも、一番記憶に残っているのが、日帰りでの熱海温泉ツアーか。突然、新幹線のグリーン車の切符を手渡されての行く先不明の男だけの温泉旅行。新幹線の中、温泉、そして東京に帰っての二次会と、大騒ぎしながら楽しい弾丸ツアーであった。

 とにかく、ねこやんさんがいるとその場が一気に盛り上がり、華やかになる。仕事の話など野暮な話はさておいて、海外生活や美味しい食べ物のこと、そしてレースのことなど、ねこやんさんから出てくる話題は尽きることはなかった。もちろん仕事も手は抜かない。日本で担当が替わった際にCDSを一から勉強して、あっと言う間に日本のCDS市場を大きく活性化させたのが、ねこやんである。

 そして、趣味の世界からいつの間にかこっちが本業かと思わされたのが、レースの世界である。金融市場では複数のモニターで、一変に動向をチェックするというのは、ある意味、普通のことであるが、それをレースの分析に生かした。そして、いつの間にか監督にまで登りつめて優勝したのである。

 そんなねこやんがガンになった。皆びっくりしたが、本人は決して悲観したりするようなそぶりは一切見せなかった。とにかく前を向いて、絶対に治してやると、私たちにもにこやかに話されていた。手術から5年経過して、これで再発の危険性はなくなったと皆で喜んでいた矢先に、ガンがまた見つかってしまった。それでもねこやんは病気に立ち向かった。ねこやんなら奇跡を起こしてくれると、皆、願っていた。しかし、訃報は突然にやってきた。

 ねこやん、長く飼っていた猫のねこやんと一緒に、私たちを見守っていてくれていると思う。生きている私たちも、ねこやんの元気をもらって、ねこやんの分までがんばりたい。
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by nihonkokusai | 2008-09-10 13:19 | 債券市場 | Comments(0)
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