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「米株と原油先物とドルの動き」


 ここにきて米国市場が妙な妙な振れ方をしている。米国株式市場では金融株が大幅上昇となり、原油先物価格は特に大きな需要絡みの材料とかはないにもかかわらず急落している。さらにFRBの利上げ観測も影響はしていそうだが、ここにきてのドルも上昇基調となっている。

 これらはそれぞれ勝手に動いているわけではなく、何がしかの関連があるとみられる。その謎解きのヒントとしては、ヘッジファンドなどによる足の速い投機的な動きが指摘されている。

 サブプライム問題を起因としての米大手金融機関の巨額損失に加え、米政府系住宅金融機関の経営不安まで出てきて、金融不安が再び広がりを見せ、金融株が大きく売られていた際に、原油先物が上昇基調を続けていたが、米金融株と原油先物のチャートを見ると綺麗に逆相関となっている。

 つまり、ヘッジファンドなどが米金融株売り、原油先物買いといったポジションを大きく組んでいたのではないかとの見方がある。そこにドル売りなども絡んでいた可能性も。

 ところが、米国で金融株に対して空売り規制が強化されたことをきっかけに、そのようなポジションの撒き戻しの動きが、ここにきて一気に入った可能性がある。さらに政府系住宅金融機関の支援策の成立も時間の問題となってきたことも影響か。ここにきての米国市場での妙な動きは、こういった何かしらのポジションの解消の動きと見る以外に説明が難しいように思われる。
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by nihonkokusai | 2008-07-24 08:42 | 債券市場 | Comments(0)
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