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「トリプルパンチで米債急落」


 世界の金融市場で、ここにきて値動きがさらに激しくなってきているが、昨日は米国の債券市場が急反落の展開となった。その大きな要因は5月の米小売売上高が前月比+1.0%と予想の0.5%のほぼ倍となり、2007年11月以来で最大の伸びとなったこと。米政権が経済対策として4月末から順次実施している戻し減税の効果が現れた。米個人消費は懸念されていたほどの落ち込みはなく底堅い動きとなっていることが示された格好に。ガソリン価格高騰による押し上げ効果などもあったが、それ以外の業種でもほぼ全業種にわたり売り上げが伸びていた。

 そして5月の輸入物価指数も発表されたが、こちらも前年同月比+17.8%と予想を上回り、こちらはインフレ圧力の高まりを意識させる内容となり、米債にとってはダブルパンチ。

 もう一発、アッパーパンチを繰り出したのが、プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁。「現行の金利水準は非常に低い、インフレ期待上昇を阻止するため利上げが必要であることは明白」と発言したと伝えられた。

 これらを受けて米債は2年債利回りが一時3.06%まで上昇し3%台に乗せて前日比+0.24%の3.05%で引けており、10年債利回りも前日比+0.14%の4.21%と4.2%台に上昇して引けるなど急反落する展開となった。
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by nihonkokusai | 2008-06-13 08:40 | 債券市場 | Comments(0)
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