牛さん熊さんブログ

bullbear.exblog.jp ブログトップ

「マネーストック統計」


 マネーストック統計は以前のマネーサプライ統計の呼称が変更されたもので、この呼称の変更とともに2007年10月の郵政民営化を機に「M2+CD」に郵便貯金などを含めた新「M3」を代表的な指標となる可能性がある。

 マネーストック統計は、世の中に流通している貨幣の量を示す。具体的には、一般法人、個人、地方公共団体等が保有する貨幣で、金融機関、証券会社、短資会社、非居住者と中央政府の保有する預金は含まれない。(一部拙著「ネットで調べる経済指標」より)

 これまで注目されていたのはM2+CDだが、マネーストック統計ではM2+CD 対象預金と郵便貯金・系統金融機関預貯金を統合し、全預金取扱機関の預金を包含する新「M3」が作成され注目される。

 日銀が本日発表した5月のマネーストックの新M3は前年比+0.7%となり、4月の同+0.5%より伸び率は拡大した。また新M2は前年比+2.0%、広義流動性は同+0.9%となった

 新M1はこれまでのM1(現金・普通預金などの要求払預金)に郵便貯金・系統金融機関預貯金などのデータを追加し、これに定期預金などの準通貨と譲渡性預金を加えたものが新M3となる。

 新M2はこれまでの「M2+CD」から非居住者預金を除外したものであるが、この「M2+CD」も通貨指標としての有用性が高いとみられることから「日銀は今後、新M2と新M3のどちらを利用するかはまだ決まっていないという。」(ロイターより)
[PR]
by nihonkokusai | 2008-06-09 09:58 | 景気物価動向 | Comments(0)
line

「債券ディーリングルーム」ブログ版


by nihonkokusai
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー