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「16-22日の対内債券投資は過去最大の流出に」


財務省が発表した16-22日の外及び対内証券売買契約等の状況によると対内債券投資は報告機関ベースで2兆3467億円の資本流出超となった。これは過去最大の流出となった模様。先週は超長期や15年変国、物価連動国債などを主体にかなり海外投資家からとみられる現物売りが入った。アセットスワップに絡んだポジションの外しといったことも含め、かなり現物が売却されていたことがこれで明らかとなった。反面、債券先物は買戻し圧力を強める格好ともなっていた。

 「財務省は国際収支統計の証券投資とは別に,居住者と非居住者との証券売買の統計を発表しており、これが対内・対外証券投資状況となっている。公表は決済ベースと約定ベースの2通りある。約定ベース(週次、月次)は、指定された大口投資家の証券売買額を集計した統計。約定ベース(週次)の対内証券投資は、非居住者による日本の株式、公社債の取得・処分額。対外証券投資は居住者による外国株式、公社債の取得・処分額を示している。」

 「世界的に資金が大きく流れる時代となっており、それは東京市場でも例外ではない。株式、債券、そして外国為替市場においても海外投資家の動向は常に注目されている。その海外投資家の動向を把握するためにも、速報性にすぐれた週次の対外及び対内証券売買状況が注目されている。」

 「海外投資家は情勢に応じて頻繁に資金を動かしている。それは日本国内の情勢による場合もあれば、海外情勢による影響を受ける場合もある。現在の日本の金融市場の需給状況を確認するためのひとつのツールとして対外及び対内証券売買契約等の状況を確認しておくことが大事となる。」

(拙著「ネットで調べる経済指標」より抜粋)。
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by nihonkokusai | 2008-03-27 09:36 | 景気物価動向 | Comments(0)
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