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「2007年12月末現在の国債保有者別残高」


 2007年10~12月資金循環勘定速報が日銀から発表された。このうち家計の金融資産は、1544兆8347億円と引き続き1500兆円台を維持したものの、株価急落で年末比較で5年ぶりの減少となった。この家計のうち国債は、35兆9568億円(9月末35兆3674億円)となり、国債全体に占めシェアは5.3%と変わらず。株式91兆3000億円(9月末99兆7648億)に減少し、投資信託は71兆8951億円(9月末76兆3363億円) の減少となった。2007年9月末の日経平均は16785円69銭に対して2007年12月末は15307円78銭。長期金利は9月末1.675%に対し、12月末1.500%。

 資金循環勘定速報をもとに 2007年12月末現在日本における国債所有別内訳を算出してみた。

 国債の残高そのものは9月比22兆3378億円の増加となった。2007年10月の郵政民営化にともなって、郵貯分が中小企業金融機関等に入り、また民間生保分という区分けがなくなり簡保分を含めて生命保険に組み入れられていることで、それぞれ単独の数値が今回から抽出できなくなった。

 海外投資家のシェアは7.3%に増加し、家計の全体に占めるシェアも5.3%と5%を維持した。海外と個人を合わせたものの全体に占めるシェアは9月に続いて10%を大きく超えている。

2007年12月末の国債残高と、そして全体に占めるシェア、2007年9月末比(億円)

合計 、684兆3258億円、100.0%、10兆8165億円増

民間預金取扱機関、239兆0726億円、34.9%
民間の保険年金、153兆9299億円、22.5%
公的年金、75兆1894億円、11.0%、4兆4576億円増
日本銀行、65兆0751億円、9.5%、6848億円減
海外、49兆8842億円、7.3%、5兆5627億円増
家計、35兆3674億円、5.3%、1兆8135億円増
投信など金融仲介機関、29兆7117億円、4.3%、7兆49億円増
財政融資資金、16兆5286億円、2.4%、3兆5285億円減
その他、18兆9775億円、2.8%、8022億円増

参考までに自分で集計を始めてからの、日銀資金循環統計を元にした国債残高の推移は下記のようになっている。一番右の数値は前回比である。(単位、億円)

2002年09月末、5,045,257
2002年12月末、5,228,730、183,473
2003年03月末、5,384,464、155,734
2003年06月末、5,441,370、56,906
2003年09月末、5,437,060、-4,310
2003年12月末、5,545,297、108,237
2004年03月末、5,699,256、153,959
2004年06月末、5,759,771、60,515
2004年09月末、5,993,527、233,756
2004年12月末、6,197,909、204,382
2005年03月末、6,424,669、226,760
2005年06月末、6,613,991、189,322
2005年09月末、6,591,695、-22,296
2005年12月末、6,718,823、127,128
2006年03月末、6,670,712、-48,111
2006年06月末、6,591,136、-79,576
2006年09月末、6,750,991、159,855
2006年12月末、6,760,500、 9,509
2007年03月末、6,735,779、-24,721
2007年06月末、6,619,880、-115,899
2007年09月末、6,735,093、115,213
2007年12月末、6,843,258、108,165

(なお上記は、私がエクセルで資金循環勘定速報をもとに再集計したものであり、数値のチェックはしているものの、一部入力ミスしている可能性が皆無とはいえないため、使われる際には、ご注意ください。)
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by nihonkokusai | 2008-03-21 14:38 | 国債 | Comments(0)
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