「TXレポート その3」
朝の通勤時間帯はほぼ通勤客のみとなり落ち着いてきたように思う。6時12分つくば発の区間快速で通っているのだが、始発はさすがにがらがら。しかし、次第に席も埋まり、最も混んでいる青井と北千住区間では立って新聞を読める程度の混雑となっている。なんとか初年度一日平均13万人の予想は上回ってほしい気もする。
昨日の帰りに少しびっくりしたのは、赤ん坊を胸に抱えた母親が、時速130Km近くのスピードで走っているにもかかわらず、何も捉まらず立ったままあやしていたことである。席は空いていたので、赤ん坊がくずったものと思われるが、こういった光景が見られるというのも、如何につくばエクスプレスの揺れが少ないかということを実感させる。ただ、見ている者は結構はらはらしていたが。
秋葉原からつくばに近づくに連れて、駅前の空き地も目立ち、ブルドーザーなどが整地している状態である。先にまず線路を繋げて、駅を作って、それから周りを造成し、商業施設を作り・・・。まさに、パソコンゲームのシムシティやA列車で行こうの実写版のようにすら感じる。ゲームは失敗すればやり直しが効くが、現実にはやり直しは難しい。しっかりと計画して既存の地方駅周辺のような過疎化が起きないような工夫もしてほしい気もするが。