「DSのソフト」
直近では、ドラゴンクエストやファイナルファンタジーのそれぞれ4作目がリメークされた。これらはファミコンやスーパーファミコンなどゲーム機専用のヒット作であったが、ヨーロッパではパソコンソフトで一世を風靡した「MYST」のDS版が発売されている。また、来年にかけてはやはりパソコン版でスタートした「イース」のリメイクが発売される予定である。そして、これもパソコン版で有名な「ポピュラス」がDSで復活する。
私のDSは本来、英語学習ソフトが入っていたはずであるが、最近はもっぱら三国志DS2が入っている。これもやはりパソコン版が大元の戦略ゲームである。10年前のパソコンやファミコンの機能よりも、DSの機能の方が向上しており、ゲームそのものの機能はかわらないものの、グラフィックや操作性は当時とは比べ物にならないぐらいしっかりしている。
グラフィックという面では、ソニーのPSPの方が上ではあるものの、当時のゲームのリメイクとなればそれほどグラフィックを強化する必要もなく、むしろゲームそのものをタッチペンや2画面を利用して遊べるDSの方が面白みは増す。
また、これはリメイクではなく新作ではあるが、1月31日に「放課後少年」というソフトが発売される。これは昭和50年ごろ子供だった人たちに向けた当時を懐かしむゲームとなっている。世代からは私よりやや低い層向けではあるものの、昭和のあのころを思い出させるものともなっているようである。これも購入意欲をそそられている。
DSの国内販売がすでに2000万台を超えており、おおよそ国民6人あたり1人の割合で保有しているだけに、ちょっとヒットすれば数百万台ということにもなる。あとはアイデアそのものとともに、昔の遺産をどううまく利用するかによっては大きなヒットにも結び付けられよう。今後、どういったソフトが出てくるのかも楽しみではある。もちろん、ゲームばかりでなく学習ソフトもだが。