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「2007年9月末現在の国債保有者別残高」

 2007年7~9月資金循環勘定速報が日銀から発表された。このうち家計の金融資産は、1535兆6981億円と引き続き1500兆円台を維持した。この家計のうち国債は、35兆3674億円(6月末33兆5539億円)となり、国債全体に占めシェアは、5.3%と小幅ながら上昇した。株式99兆7648 億円(6月末109兆7343億)、投資信託は76兆3363億円(6月末77兆6140億円) となった。6月末の日経平均は18138円36銭に対して2007年9月末は16785円69銭。長期金利は6月末1.865%に対し、9月末1.675%。

 資金循環勘定速報をもとに 2007年9月末現在日本における国債所有別内訳を算出してみた。

 国債の残高そのものは6月比11兆5213億円と6月減少分をほぼ回復させた。海外投資家が5兆9076億円増と大幅増となり、郵便貯金も4兆4456億円増となりトップシェアを維持、公的年金も2兆2744億円増、個人が1兆8135億円増、簡易保険が1兆1454億円増となった。

 減少したのは、銀行など民間預金取扱機関が5兆4461億円減の95兆2490億円となり100兆円の大台を割り込んだ。減少はほかに財政融資資金が8819億円の減、日本銀行が7153億円減となっていた。

 これにより海外投資家のシェアは6.6%に増加し、家計の全体に占めるシェアも5.3%と5%を維持した。海外と個人を合わせたものの全体に占めるシェアはし6月に続いて10%を大きく超えている。

 2007年9月末の国債残高と、そして全体に占めるシェア、2007年6月末比(億円)

合計 、673兆5093億円、100.0%、11兆5213億円増

郵便貯金、148兆3510億円、22.0%、4兆4456億円増
民間預金取扱機関、95兆2490億円、14.1%、5兆4461億円減
民間の保険年金、90兆7051億円、13.5%、9889億円増
公的年金、70兆7318億円、10.5%、2兆2744億円増
日本銀行、65兆7599億円、9.8%、7153億円減
簡易保険、62兆0844億円、9.2%、1兆1454億円増
海外、44兆3215億円、6.6%、5兆9076億円増
家計、35兆3674億円、5.3%、1兆8135億円増
投信など金融仲介機関、22兆7068億円、3.4%、8638億円増
財政融資資金、20兆0571億円、3.0%、8819億円減
その他、18兆1753億円、2.7%、1兆1254億円増

 参考までに自分で集計を始めてからの、日銀資金循環統計を元にした国債残高の推移は下記のようになっている。一番右の数値は前回比である。(単位、億円)

2002年09月末、5,045,257
2002年12月末、5,228,730、183,473
2003年03月末、5,384,464、155,734
2003年06月末、5,441,370、56,906
2003年09月末、5,437,060、-4,310
2003年12月末、5,545,297、108,237
2004年03月末、5,699,256、153,959
2004年06月末、5,759,771、60,515
2004年09月末、5,993,527、233,756
2004年12月末、6,197,909、204,382
2005年03月末、6,424,669、226,760
2005年06月末、6,613,991、189,322
2005年09月末、6,591,695、-22,296
2005年12月末、6,718,823、127,128
2006年03月末、6,670,712、-48,111
2006年06月末、6,591,136、-79,576
2006年09月末、6,750,991、159,855
2006年12月末、6,760,500、 9,509
2007年03月末、6,735,779、-24,721
2007年06月末、6,619,880、-115,899
2007年09月末、6,735,093、115,213

(なお上記は、私がエクセルで資金循環勘定速報をもとに再集計したものであり、数値のチェックはしているものの、一部入力ミスしている可能性が皆無とはいえないため、使われる際には、ご注意ください)
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by nihonkokusai | 2007-12-18 10:36 | 国債 | Comments(0)
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