牛さん熊さんブログ

bullbear.exblog.jp ブログトップ

「物価上昇感覚、主婦層からサラリーマン層にも」


 マヨネーズやティッシュペーパーなどスーパーに並んでいるものの値上げが相次ぎ、主婦層はかなり物価上昇を意識していたとみられるが、サラリーマン層は実感としてそういった感覚は薄かった人も多かったのではなかろうか。しかし、今度はドトールコーヒーが来年4月からのコーヒーの値上げを発表し、さらにキリンビールが来年2月からビール類を値上げすると発表した。朝、通勤途中の一杯のコーヒーや、帰宅後の晩酌のビールが値上がりするとあっては、さすがに物価上昇は他人事とはいえなくなってくるのではなかろうか。

 電力やガスも1月以降の値上げも発表されているが、庶民感覚としてはかなり物価の上昇を意識せざるを得なくなってきつつある。CPIは、遅行指数ともなっていることに加え、ハイテク商品の技術革新が結果として価格下落要因とされるなどの事情などがあるにせよ、ここにきての物価上昇圧力は無視できなくなってきているはずである。

 昨日発表された失業率などから、雇用に目先ややピーク感といったものも見えなくもないが、企業業績などはしっかりしている。設備投資にせよ高い水準は当面維持されよう。個人消費も伸び悩みとなっているが大きく落ち込む気配もない。9月の家計調査などは季節的要因もあるがしっかりしていた。サブプライムの亡霊を追いかけるのも必要かもしれないが、それによって世界経済の先行きに対して過度に悲観的になる必要もないはずである。日銀はしっかり先行きを見定めて、フォワードルッキングの姿勢を維持し、今後の政策金利を決定していくべきである。
[PR]
by nihonkokusai | 2007-10-31 13:41 | 景気物価動向 | Comments(0)
line

「債券ディーリングルーム」ブログ版


by nihonkokusai
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー