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「8対1の賛成多数で現状維持」


 10日から11日の決定会合で、金融政策に関しては8対1の賛成多数で現状維持が決定されました。反対者が増えるのではないか、といった観測もありましたが、今回も反対者は水野委員一人となりました。

 会合後の福井日銀総裁の会見においては、「海外経済や国際金融市場に不確実性がある」「欧米金融市場は、いくつか改善の動きみられるが全体としては不安定」、「米調整長引けば、これまでより日本に強い影響出る可能性」として、慎重に情勢を見守る姿勢を示すとともに、物価の上昇を意識した発言もみられ、「物価が上昇し始まっていることと経済の変調は関連している」「人々の物価感はフォワードルッキングな政策にとって非常に重要」との発言もありました。このため米経済など世界経済の動向や金融市場の不確実性が後退し、さらに国内物価の上昇などを確認しながら、利上げのタイミングを模索してくるものとみられる。

 総裁会見では追加利上げを強く示唆したわけではないものの、内容からは年内利上げの可能性もないとは言えません。市場でも次第に追加利上げを織り込んでくるとみられ、長期金利は今後、さらに上昇圧力が加わる可能性があるのではないかと思われます。
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by nihonkokusai | 2007-10-11 16:46 | 日銀 | Comments(0)
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