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「事前予告方式の修正か」


 ECBが金融政策の先行きを特定の言葉で示唆する「事前予告方式」の修正を図りはじめたと5日の日経新聞が伝えている。8月の記者懇談でトリシェ総裁は「物価上昇を強く警戒」との表現で翌月の利上げを示唆したが、その後のサブプライム問題による金融市場の混乱で9月の利上げは見送られた。このように突発的な市場の動向には事前予告方式は対応できない。平時であれば、淡々と利上げなり利下げなりも可能となるが、こういった市場の混乱は何年かに一度は見受けられるものでもある。

 4日のECB理事会後のトリシェ会総裁見では、追加利上げの可能性を示す「金融政策は依然緩和的」という表現はなかった。市場ではこれにより利上げ局面は終了かとの見方も出ていたが、経済見通しに対して不透明感の強まりで、政策の方向性をはっきり打ち出せないといった事情もあったものとみられる。今回「緩和的」とのキーワードを使わなかったことに対してトリシェ総裁は、「金利が緩和的かどうかかかわらず(ECBの)責務は物価安定」と述べたようである。
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by nihonkokusai | 2007-10-05 11:00 | 日銀 | Comments(0)
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