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「債券相場の先行き予想」


自民党総裁選の結果を受け、25日には新首相が指名され新内閣が発足する。福田氏が有利との見方が強く、その場合には現在の閣僚の多くが留任するとみられる。財政構造改革に対しては麻生氏、福田氏ともに現在の路線を継承すると予想されることで、国債需給などへの影響は限られよう。株式市場は新首相への期待もあって好感材料となるか。

 米国のインフレ懸念の強まりによって日本でも各市場が波乱含みの様相となっている。米原油先物は過去最高値を更新するなどしたことから米長期金利が大幅に上昇してきており、ドルも売られている。この米債への売りが継続するようだと、円債も売り圧力が強まりやすい。特にこれまで買い込んでいたとみられる海外投資家による売りが引き続き入ってくる可能性がある。

 日銀の追加利上げ観測もいったんは大きく後退していたものの、19日の決定会合で水野委員の反対票があったことや、福井日銀総裁が会見で「経済が標準シナリオどおりなら政策金利の調整の必要」との認識をあらためて示したことで、ここにきて年内利上げ観測も再び浮上してきている。

 債券相場は米利下げ前の堅調地合相場から、今度は下値を試す展開に移行してきている。来週は期末最終週ということもあり、決算期末を意識して買い控えていた投資家の買いも入るとみられるが、押し目買いに徹してこよう。10年債利回りは1.8%を伺う動きにもなりそうである。
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by nihonkokusai | 2007-09-21 10:41 | 債券市場 | Comments(0)
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