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「2007年6月末現在の国債保有者別残高」


 2007年3~6月資金循環勘定速報が日銀から発表された。このうち家計の金融資産は、1555兆3589億円と過去最高を記録した。団塊の世代の大量の退職金が流入したことなどが要因との指摘も。この家計のうち国債は、33兆5539億円(3月末33兆3795億円)となり国債全体に占めシェアは、5.1%となった。株式109兆7343億円(3月末111兆2185 億円)、投資信託は77兆6140億円(3月末68兆4285億円) となった。3月末の日経平均は17287円65銭に対して2007年6月末は18138円36銭。

 今回もこの資金循環勘定速報をもとに 2007年6月末現在日本における国債所有別内訳を算出してみた。

 残高そのものは3月比11兆5899億円と大幅な減少となった。その中でも、銀行など民間預金取扱機関が6兆5153億円減と100兆円の大台ぎりぎりの残高となり、日本銀行が4兆5488億円減、海外投資家が3兆7179億円減と大幅な減少となった。

 反面、郵便貯金は4兆5965億円増となりトップシェアを維持し、公的年金も2兆1871億円増、民間の保険年金が1兆1459億円増、簡易保険が7113億円増と公的資金や生損保の資金が国債に流れている。

 海外投資家の残高は減少したものの、家計は1744億円増と小幅増となり家計の全体に占めるシェアも5.1%と5%を維持した。海外と個人を合わせたものの全体に占めるシェアはし3月に続いて10%を超えている。

2007年6月末の国債残高と、そして全体に占めるシェア、2007年3月末比(億円)

合計 、661兆9880億円、100.0%、11兆5899億円減

郵便貯金、143兆9054億円、21.7%、4兆5965億円増
民間預金取扱機関、100兆6951億円、15.2%、6兆5153億円減
民間の保険年金、89兆7162億円、13.6%、1兆1459億円増
公的年金、68兆4574億円、10.3%、2兆1871億円増
日本銀行、66兆4752億円、10.0%、4兆5488億円減
簡易保険、60兆9390億円、9.2%、7113億円増
海外、38兆4139億円、5.8%、3兆7179億円減
家計、33兆5539億円、5.1%、1744億円増
投信など金融仲介機関、21兆8430億円、3.3%、4939億円減
財政融資資金、20兆9390億円、3.2%、2兆9948億円減
その他、17兆0499億円、2.6%、2兆1344億円:減

参考までに自分で集計を始めてからの、日銀資金循環統計を元にした国債残高の推移は下記のようになっている。一番右の数値は前回比である。(単位、億円)

2002年09月末、5,045,257
2002年12月末、5,228,730、183,473
2003年03月末、5,384,464、155,734
2003年06月末、5,441,370、56,906
2003年09月末、5,437,060、-4,310
2003年12月末、5,545,297、108,237
2004年03月末、5,699,256、153,959
2004年06月末、5,759,771、60,515
2004年09月末、5,993,527、233,756
2004年12月末、6,197,909、204,382
2005年03月末、6,424,669、226,760
2005年06月末、6,613,991、189,322
2005年09月末、6,591,695、-22,296
2005年12月末、6,718,823、127,128
2006年03月末、6,670,712、-48,111
2006年06月末、6,591,136、-79,576
2006年09月末、6,750,991、159,855
2006年12月末、6,760,500、 9,509
2007年03月末、6,735,779、-24,721
2007年06月末、6,619,880、-115,899

(なお上記は、私がエクセルで資金循環勘定速報をもとに再集計したものであり、数値のチェックはしているものの、一部入力ミスしている可能性が皆無とはいえないため、使われる際には、ご注意ください。)
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by nihonkokusai | 2007-09-18 10:46 | 国債 | Comments(0)
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