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「神様も気づかなかったサブプライム問題」


 日経新聞によると、グリーンスパン前FRB議長は米CBSテレビのインタビューで、サブプライムローン問題に触れ、2006年1月末の退任直前まで事態の重大さに気づいていなかったと述べたそうである。

 グリーンスパン前議長は、安易なサブプライム融資が横行していたことについては認識していたものの、「2005年の終わりから2006年に入るまで重大さに気づかなかった」と指摘した。この問題を甘く見て、事態を放置してきた責任を率直に認めたと、米CBSテレビのインタビュー内容が伝えられた。

 神様もすべてをお見通し、というわけには行かなかったのであろうか。しかし、退任後には住宅問題について警戒するような発言もあったことで、リスクの大きさを再認識したのであろうか。

 「金融監督当局が対処するのは極めて難しかった」との弁明もあったが、予防的に措置というのはどの時代でも難しさがある。何事も事が起きてからその重大さに気がつくというのは金融の世界ばかりにあることではない。

 そして、グリーンスパン前議長の就任時における2001年から2003年の金融緩和がサブプライム問題の一因になったとの批判に強いが、これについて「誤解だ」と反論したそうである。さすがに「一因」ぐらいにはなっていたようにも思うのだが。
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by nihonkokusai | 2007-09-14 10:45 | 日銀 | Comments(2)
Commented by 子牛さん子熊さん at 2007-09-16 01:20 x
素人ですので、変な質問かもしれません・・・・

今回のサブプライム問題で各国の中央銀区が懸念していたのはCP市場の混乱だったと思います。
中でもABCPに値段がつかないほど荒れていたとニュースで見たのですが、これは不動産の売掛金を担保としたABCPに値段がつかなかったのでしょうか?
それとも不動産に関係なくABCPの取引自体が荒れていたのでしょうか?

また今回のオペレーションは売り戻しの条件が付いていたと思いますので、時間が立てば再び同じ混乱が起こる気がするのですがプロの方はどのように考えているのでしょうか?
Commented by nihonkokusai at 2007-09-18 13:48
8月17日のこのブログの記事で「独IKB産業銀行の関連会社は、債券投資に必要な資金を、主に米国の金融機関などからコマーシャル・ペーパー(CP)と呼ばれる社債を起債することで調達していた。」と書きましたが、
このABCPの担保にサブプライムが潜んでいるのではないかとの懸念で、
ABCPの発行ができない状態が続いて、一時、機能不全に陥ったことが
原因です。起債できないと資金が取れなくなってしまうためです。

中銀のオペレーションについて、市場の動揺が収まらないとみれば、
その期日にさらに追加のオペを打つことでロールが可能です。

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