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「中央銀行の機能としての、金融システムの安定」


 金融システムとは、金融取引が安全かつ円滑に行われるためのインフラのことですが、この金融システムの安定を図ることは、物価の安定と並ぶ日本銀行の大きな目的となっています。金融システムが正常に機能して、企業や私たちがいつも安心してお金を利用することができるようにすることも、日銀の大きな役割なのです。日銀法には「銀行その他の金融機関の間で行われる資金決済の円滑の確保を図り、もって信用秩序の維持に資することを目的とする」と記されています。「信用秩序の維持に資すること」とは、日銀が「銀行の銀行」としての役割を担っていることから、金融機関同士の資金決済が常に円滑に行われるように維持することを示しています。

 この目的を達成するために、日銀は日銀券や日銀当座預金という安全で便利な決済手段を提供しているともいえます。さらに個別の金融機関の問題によって、たとえば信用に対しての不安心理が広がり、これが取引関係を通じて他の金融機関へ次々と波及し、金融システム全体が機能麻痺に陥ることがないようするために、いろいろな施策も講じています。日銀考査などを通じて民間金融機関の経営状態の把握に努めるとともに、決済システムなどの各種の制度や慣行といったものの整備や改善を図っています。
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by nihonkokusai | 2007-08-29 10:43 | 日銀 | Comments(0)
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