牛さん熊さんブログ

bullbear.exblog.jp ブログトップ

「身近な物価上昇」


 日本銀行の情報サービス局は、6月調査の「生活意識に関するアンケート調査」(第30回)の結果を発表した。対象期間は平成19年5月25日~6月18日、調査対象は全国の満20歳以上の個人、4000人を対象に実施、有効回答は2179人(有効回答率54.5%)。

 このアンケート調査の「1年後の物価」の項目では、1年後の物価については、「上がる」との回答が前回に比べ増加し、7割強となった。具体的な数値による回答においては、平均値+4.5%(前回+3.0%)、中央値+3.0%(前回+1.0%)とも前回比上昇した。

 この結果に対しては、ガソリン価格の上昇に加え、キューピーに続いて味の素もマヨネーズを値上げ、コーヒーなどの値上げも発表されるなど身近な商品に対しての値上げの動きが影響しているものとみられる。ちなみにガソリン価格は8月に2円程度上昇へとの記事もあった。

 さらに新聞報道によると、カツオ節加工販売で業界2位のマルトモと4位のマルアイが8月1日から、カツオ節のパックや袋詰め商品などの店頭での希望小売価格を10~15%程度値上げするそうである。原料のカツオの値段がこの1年で1.5倍に高騰したのが要因で、実に値上げは約20年ぶりだそうである。

 バイオ燃料に絡んだ食品絡みの影響とともに、中国やインドなど新興国での食材の需要の高まりといったものも間接的に影響しているものとみられる。食品メーカーも価格転嫁を次々に行いはじめているが、いずれこういった動きが全体的な物価上昇圧力の高まりに影響してくる可能性もある。
[PR]
by nihonkokusai | 2007-07-19 10:52 | 景気物価動向 | Comments(0)
line

「債券ディーリングルーム」ブログ版


by nihonkokusai
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー