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「ちょっとびっくり」


 自分で言うのもおかしいが、最近のこの「若き知」でのコメント(同時にアップしている牛熊ブログも)が妙にタイムリーとなっている。事の始まりは5月22 日の「7月の追加利上げの可能性」(2007年5月22日若き知)あたりからか。もちろん夏の利上げ観測は強まっているがまだ8月がコンセンサスであり、 7月説が強まっているわけではないが、この日にちょうど水野日銀審議委員が時事通信との会見で7月11日、12日に開催される金融政策決定会合での可能性を示していたのである。全くの偶然に驚いた。

 そして翌23日の夕方に急遽アップしたのが、「債券先物、前後場売買高が記録的な多さに」(2007年5月23日若き知)であった。「本日の先物出来高の異常な多さというものは、何かしらの兆候であるのかもしれない。欧米の長期金利も上昇するなどしており、日本の長期金利も大きなうねりを見せてくる可能性がもしかするとあるのかもしれない。」としていたが、現実にこの日以降、大きなうねりを見せ始めた。

 5月29日の「需給ギャップにフィリップス曲線にマヨネーズ、そして2年1.0%」(2007年5月29日若き知)においては、「国債の利回りもここにきてじりしりと上昇しつつある。今後、まずは2年の1.0%、続いて5年の1.5%、そして10年2.0%が少しずつ視野に入ってくるのではなかろうか。」としていたが、2年債の1.0%台乗せは6月6日、5年債の1.5%台乗せは6月8日となり、本日の10年国債利回りは1.98%と2% に接近した。さすがにこれほど速く達成してくるとは思わなかった。

 さらに昨日、6月13日には「米国債イールドカーブのスティープニングも謎か」(2007年6月13日若き知)において、「その前に政策金利である5.25%というのも大きな節となっている。ここをあっさり抜いてくるようであれば、2002年と2006年には超えなかった5.5%も心理的な節ではあるが、あっさりと抜いてくる可能性もありそうである。」としたが、この日の米国市場で、本当にあっさりと5.25%を抜いて5.3%をつけてきたのである。

 これらはたまたまタイミングよく書かせていただいたに過ぎないが、自分でもちょっとびっくりでもある。ここにきて久しぶりに長期金利が注目されていることもあって、ホームページのアクセス数もブログのアクセス数も伸びてきている。今後も可能な限りタイムリーなコメントをしたいが、このようなことを書いたとたんに、大きく方向性が異なるコメントともなりかねないのも世の常でもあり、注意しなければならないのかもしれない。
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by nihonkokusai | 2007-06-13 10:55 | 債券市場 | Comments(0)
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