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「個人向け国債の販売促進」


 22日の日経新聞によると、財務省は個人向け国債の販売促進の一環として、国債の販売額が多い順にランキングを発表するそうである。夏にもインターネットで公開するとか。個人向け国債の積極的な販売先を明確にすることで、購入希望者が金融機関を選択しやすくするといった狙いもあるとか。販売額は、大手銀行、地域金融機関、証券会社など業態ごとにランク付けし、中位以上を公表の対象にするとか。

 販売する金融機関にとっては、個人向け国債はあくまで販売対象商品のひとつにすぎない。個人からの資金導入とともに手数料狙いという意味合いからも、内在するリスクを考えれば本来競合するはずのものではない投資信託などとともに、販売する比重などを考慮しているものと思われる。

 しかし、個人が商品を選択するにあたって、その個人の資金運用の目的なり、リスクに見合った選択が可能であるように配慮させるのが必要なものではなかろうか。そのためには金融機関に販売競争をさせるよりは、「貯蓄から投資へ」の流れにあって、そのコアの商品と位置される個人向け国債についての認識を、個人に対してより深めてもらうことが大事なことではなかろうか。

 確かにここにきて個人向け国債の売れ行きも鈍ってきているのも事実である。それならば個人向け国債の認知度を高めるために、某生命保険会社のアヒルや某エアコンのピチョン君のようなキャラクターを作って、より親しみ易いものにするといったことはどうであろうか。金融商品というと難解、危険なものといった認識もまだまだ強く残っているが、より安全な投資商品としての個人向け国債への理解度を高める工夫といったものも求められるのではなかろうか。
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by nihonkokusai | 2007-04-23 13:37 | 国債 | Comments(2)
Commented by yabu at 2007-04-23 17:33 x
国際の販売額が→国債の販売額が
Commented by nihonkokusai at 2007-04-24 10:50
yabuさん、ありがとうございます。修正しました。
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