牛さん熊さんブログ

bullbear.exblog.jp ブログトップ

「総合取引所」


 4月16日の日経新聞は一面で、日本の取引所に抜本的な再編を促し、「総合取引所」の創設を目指す方針であることを伝えている。世界の取引所も再編の渦中にあり、その勢力争いといったものも激化している。このままでは日本の取引所が立ち遅れる可能性もあり、特に金融派生商品などを含めて、証券や金融先物、農産物などのタテワリとなっている現在の取引所をまとめて総合取引所を設立しようとの意向とみられる。

 具体的には、持ち株会社である「総合取引所」を設立し、その参加に証券や商品などの取引所を設立するかたちを目指している。東証は今秋にも持ち株会社に移行することで、そこに東京工業品取引所、東京穀物商品取引所、東京金融先物取引などを東証の持ち株会社の傘下に統合するように促すそうである。

 実現性はどこまであるのか、わからないものの、こういった動きは競争力強化には避けては通れない。監督官庁の壁など多種多様の障害といったものもあろうが、官邸主導なりで、こういった構想も実現していってほしいものである。
[PR]
by nihonkokusai | 2007-04-17 17:36 | 投資 | Comments(3)
Commented by ミホ at 2007-04-18 15:17 x
総合取引所ができることで、新しい金融商品が生まれたり、取引所の規模が大きくなるなどのメリットはあると思うのですが、反対にデメリットもあるのでしょうか。もちろん、デメリットがあるとしても、大きいものではないとは思いますが(それなら総合取引所の構想は出てきませんので)、もしあれば教えていただきたいです。
Commented by nihonkokusai at 2007-04-19 14:25

 規模のメリットとともに、同じような取引をしていながら取引所が異なるなど、やや非効率な面も是正される上に、ご指摘のような新商品開発なども進むかと思います。
 
 しかし、たとえは悪いかもしれませんが市町村合併のように、本来歴史とともに築きあげてきた、それぞれの取引所の使い勝手の良さといったものも失われる可能性はあるかと思います。
Commented by ミホ at 2007-04-20 00:08 x
取引所が一つにまとまることに対して、今一歩、実感が沸かなかったのですが、なるほど、市町村の合併と似たようなものだと考えると、総合取引所のイメージがしやすいです!これを機に、世界の取引所の動きに目を向けていきたいと思います。
line

「債券ディーリングルーム」ブログ版


by nihonkokusai
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー