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「12月の家計消費状況調査」


 総務省が、世帯における購入頻度の少ない高額商品・サービスへの支出、情報技術(IT)関連の商品・サービスへの支出などを調査している家計消費状況調査の12月の数値が発表された。全世帯調査では、1世帯あたりの支出総額が398148円と前年同月比+1.1%となった。ただし10-12月期でみた場合には前年同期比+0.1%となり、伸び率は7-9月期の+1.5%を下回った。この支出総額は日銀の消費動向分析に重視しているとされている。12月の家計調査は前年比実質-1.9%と消費支出は12か月連続で前年割れとなり、減少率は11月の-0.7%よりも拡大していたが、家計消費状況調査では改善が見られた。

 2月3日の日経新聞によると、家計消費状況調査の調査対象の64品目のうち約40品目がGDPの個人消費の推計に利用されているそうである。支出総額には高額品やIT関連意外も含まれているが、高額品とIT関連に限定した64品目の支出合計額は前年同月比+3.1%だが、約40品目ではマイナスとなったそうである。

以下その64品目、総務省のホームページより http://www.stat.go.jp/data/joukyou/12.htm

01 移動電話(携帯電話・PHS)使用料、02 固定電話使用料、03 インターネット接続料(プロバイダー料と通信料)、04 インターネット接続料(プロバイダー料)、05 ケーブルテレビ受信料(受信料とインターネット接続料)、06 ケーブルテレビ受信料(受信料)、07 衛星デジタル放送視聴料、08 たんす、09 ベッド、10 布団、11 机・いす(事務用・学習用)、12 食器戸棚、13 応接セット、14 楽器(部品を含む)、15 背広服、16 婦人用スーツ・ワンピース、17 和服(男子用・婦人用)、18 自動車(新車) 、19 自動車(中古車)、20 自動車保険料(自賠責)、21 自動車保険料(任意)、22 自動車以外の原動機付輸送機器、23 自動車整備費、24 家屋に関する設備費・工事費・修理費 (内装)、25 家屋に関する設備費・工事費・修理費(外装)、26 給排水関係工事費、27 庭・植木の手入れ代、28 家賃、29 宅地の地代、30 冷蔵庫、31 洗濯機、32 エアコンディショナ、33 ミシン、34 ステレオセット、35 パソコン、36 パソコン用周辺機器・ソフト、37 移動電話機(携帯電話機、PHSの本体価格と加入料)、38 インターネット接続機能付固定電話機、39 ファクシミリ付固定電話機、40 デジタル放送チューナー内蔵テレビ、41 デジタル放送チューナー内蔵テレビ以外のテレビ、42 デジタル放送用チューナー・アンテナ、43 ビデオデッキ(DVDレコーダー・プレーヤーなどを含む)、44 インターネット接続機能付テレビゲーム機、45 デジタルカメラ、46 デジタルカメラ以外のカメラ、47 デジタルビデオカメラ、48 デジタルビデオカメラ以外のビデオカメラ、49 インターネット接続機能付カー・ナビゲーション、50 歯科診療代、51 歯科以外の診療代、52 出産入院料、53 出産以外の入院料、54 国公立授業料等(幼稚園~大学、専修学校)、55 私立授業料等(幼稚園~大学、専修学校)、56 補習教育費、57 自動車教習料、58 航空運賃、59 宿泊料、60 パック旅行費(国内)、61 パック旅行費(外国)、62 挙式・披露宴費用、63 葬儀・法事費用、64 信仰関係費

 ちなみに、家計消費状況調査のイメージキャラクターはヤドカリのような「ミーナ」だそうである。良くミーナくてはと、「家計消費状況調」をネットで検索するとこんなページ(謎の家計消費状況調査)をヒットした。こにに書かれた調査員はさすがに問題であるが、こういった調査がどのような方式で行われているのか、念の為確認してみた。どうやら直接、総務省の職員が調べているのではなく「民間調査機関」が介在しているようである。

 しかし、こういう調査対象にもし選択されたとして、自分では果たして受けるだろうか。自らのプライバシーを1年にも渡って曝け出す上に、かなりの集計作業に時間も手間もかかる。さらに勝手に個人情報保護法とかで縛り付けているにも関わらず、こういった調査には協力しろというのもいかがなものであろうか。もちろん使う方の立場からすればこういった調査の必要性は認めるものの、もう少し積極的に協力できるようなものにできないものか。それにしても、この約30,000世帯は、何も言わずに真面目にせっせと毎月の報告を行っているのであろうか。
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by nihonkokusai | 2007-02-05 14:01 | 景気物価動向 | Comments(0)
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