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「注目度が高まるか、さくらレポート」


 明日12日に日銀支店長会議が開催される。17日から18日にかけての金融政策決定会合も控えているだけに、これまで以上に注目度が高まりそうである。この「若き知」のタイトルも、一昨日に「月内追加利上げ観測」、昨日は「1月追加利上げ観測は後退か」と相反するものとなっていたが、市場参加者も追加利上げの有無については疑心暗鬼になっている。

 17日からの決定会合までには12日の景気ウォッチャー調査、15日の11月の機械受注、16日の企業物価統計なども発表されるが、金融政策への影響度を考えるとさほど大きなものではない。このため支店長会議での福井総裁の冒頭挨拶なども注意が必要ながら、この挨拶にて何かしら示唆される可能性は薄いのではないかとも思われる。むしろ、その後発表される地域経済報告、通称「さくらレポート」の内容に注意が必要となるのかもしれない。ここで景気の見方に強気の姿勢が顕著なものとなれば利上げに向けての思惑が強まる。

 17日からの決定会合では展望レポートの中間レビューも発表されるが、ここで下方修正されるようなことはなさそう。たとえば昨日、日銀の早川調査統計局長も「潜在成長率を上回る2%強の成長が07 年度にかけても続く」という見通しを示している。展望レポートの中間レビューによって、これまでの日銀の予想した範囲内での景気・物価の動きであったことが示され、それを元にしての追加利上げ実施かという見方も市場にはある。

 日銀の審議委員も追加利上げに向けての意見は拮抗しているともみられているが、最終的には議長である福井日銀総裁が利上げに向けての議長提案を行うかどうかにかかっているともいえる。そしてある程度利上げに向けての環境が整ったとの判断には、事前の日銀執行部との調整はもちろん、政府・与党や財務省の意向などもある程度意識されるものとみられる。

 とにもかくにも18日の結果に関しての現時点での予測、いやこうなると予想というのが正解か。とにかく個人的な推測としては、1人もしくは2人の反対はありながら賛成多数での現状維持となるのではないかとみているが。
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by nihonkokusai | 2007-01-11 13:18 | 日銀 | Comments(0)
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