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「1月追加利上げ観測は後退か」


 有名な米系レポートに、CPIなどを理由に1月の日銀の追加利上げに対して否定的なコメントを載せたと伝えられた。これを受けて、本日は朝方に、海外投資家などによる債券先物やユーロ円金先などへの買戻しが入ったとも観測されている。

 12月の決定会合以降に発表された経済指標をみてみると、11月の全国消費者物価指数市場の予想通りコアCPIは前年比+0.2%であった。また、11月家計調査は予想を上回る-0.7%となり、これにより10-12月期のGDP統計上の実質民間消費は前期比プラスに回復する可能性が高い。これは本日の日経新聞主催の景気討論会で日本銀行調査統計局長の早川英男氏も10―12月期の個人消費、プラスの可能性を指摘していた。

 しかし、これらの指標は予想を下振れするようなものではなかったものの、あくまで予想の範囲内のものであり、特に強い数字というものでもなかった。これらを元に12月にできなかった利上げを1月に実施するというのもなかなか難しいのではないかともみられる。

 12日には日銀の支店長会議も開催され、これにより地方の景気なども一段の回復基調を示すようなものとなれば、それはひとつの利上げに向けての材料とはなるかもしれない。しかし、12月の消費などを見極めて7-9月期の個人消費の落ち込みなどが一時的なものであったことが確認した上で、2月の会合での追加利上げの方が、ある程度納得が行くのではないかとも思う。

 福井日銀総裁は10日までスイス出張のため、17日から18日にかけての決定会合の行方は今後詰めていくのではないかと見られるが、米系レポートではないが、ここはもう少し様子を見ても良いのではないかとも思う。
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by nihonkokusai | 2007-01-11 10:45 | 日銀 | Comments(0)
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