「Wiiを購入」
昨年29日の大納会の日の夕方、つくば市にある石丸電気のDVDレンタル館に借りていたDVDの「スーパーマン リターンズ」を返却しに行った。そこはゲームコーナーも併設されているのだが、ふとレジのところにある張り紙を見たところ「Wii入荷しました」とあった。人もまばらであり疑心暗鬼になりながらもレジで聞いたところ「本体でよろしいでしょうか」との返事。いずれは購入するつもりであったことと、まだまだ入手困難も予想されていたこともあり即座に購入してしまった。
買う際にふと考えてソフトも購入、ソフトがなければただの箱になってしまう。ソフトは日本での売れ筋「Wiiスポーツ」にした。米国ではゼルダが売れているそうだが、ゼルダはファミコン当時もクリアーしたことがないため今回は購入せず。
Wii本体はXBOX360に比べかなり小さい。液晶テレビの上部にセンサーを取り付けて、早速「Wiiスポーツ」を試した。センサーの感度もなかなか良く、こつさえ掴めば面白い。操作もレーザーポインターのような操作方法となっている。ただあまりに先入観も強すぎてか、こんなものかといった感も強かったことも確か。しかし、Wiiそのものについている似顔絵などがゲームにも反映されるなど、今後出てくるゲーム次第ではいろいろと面白い楽しみ方が出来そうである。
無線LANもXBOX360の高い別売りなどと違ってWiiはすでに内蔵されている。我が家で使っている無線LANのバッファローのAOSS機能も使えることで、設定もかなり楽であった。まだお天気チャンネルあたりしか使えないものの、3月からは専用の正式のブラウザソフトも配付される予定だが、現在はお試し版でネットサーフィンも楽しめる。
ゲームの保存などはSDカードを使うこともたいへん便利。自分で使っている携帯電話やデジカメ、MP3プレーヤー、そしてiPaqはすべて普通のSDカードに統一していたことで、SDカードは都合5G程度分もある。しかし、ついでにと秋葉原で別途1Gのものを買ったのだが、これがさらに安くなって1700円程度で国内メーカー品を購入できた。この1GタイプのものをWiiに差し込んでみたが問題なく認識した。ちなみにXBOX360のメモリーカードは64MBしかなくて3360円もする。ただし、これでは足りなくなると思い20GBのハードディスクを別途購入したが、こちらは1万円近くもする。ハードディスクの方がコストパフォーマンスの良いものの20Gはさすがに使い切れないことを考えると、消費者にやさしいのはやはり任天堂である。
なにはともあれ、Wiiがこれだけ売れているのも、その面白さも実際にゲームをしてみると理解できる。今後はこの面白い機能を上手に生かしたゲームが出てくるかが鍵となろう。Wiiスポーツではまだ少し物足りない気もするが。