牛さん熊さんブログ

bullbear.exblog.jp ブログトップ

「秋の個人向け国債の発行額は夏に比べて約3割減に」


 今月16日に発行された秋の個人向け国債の販売額は、固定利付債が8584億円、変動利付債が7323億円、合計で1兆5907億円(うち郵便局1991 億円)となったことが明らかとなった。前回の7月発行分は10年変動タイプと5年固定タイプの合計で2兆2243億円であったことから、これに比べて 6336億円と約3割程度の減少となった。

 変動・固定ともに前回の夏の個人向け国債の初期利子や利率を下回ったことがこの減少の要因かともみられる。固定タイプは1回、2回に比べては利率は高いものの発行額は減少し、これまで4回発行された固定タイプの中では最も発行額が少ない。個人向け国債は財務省のみならず取り扱い金融機関などが積極的にテレビCMなとも利用して人気商品となった。その人気が大きく薄れることは考えづらい。ただ、現在の金利を取り巻く環境下、今後の発行額の大幅な伸びはいまのところ期待しにくいが、それでも安定的に発行が続けられていくものと思われる。

 これまで発行された個人向け国債の回号別販売額と初期利子(固定は利率)は下記の通り

第1回変動10年(2003年3月)3,835億円(うち郵便局499億円)、0.09%
第2回変動10年(2003年4月)3,486億円(うち郵便局746億円)、0.05%
第3回変動10年(2003年7月)2,802億円(うち郵便局588億円)、0.05%
第4回変動10年(2003年10月)9,432億円(うち郵便局1,659億円)、0.77%
第5回変動10年(2004年1月)1兆3,951億円(うち郵便局995億円)、0.62%
第6回変動10年(2004年4月)1兆4,185億円(うち郵便局1,244億円)、0.55%
第7回変動10年(2004年7月)1兆7,726億円(うち郵便局1,990億円)、0.74%
第8回変動10年(2004年10月)1兆8,652億円(うち郵便局2,484億円)、0.74%
第9回変動10年(2005年1月)1兆7,647億円(うち郵便局2,436億円)、0.67%
第10回変動10年(2005年4月)2兆3,374億円(うち郵便局1,990億円)、0.73%
第11回変動10年(2005年7月)1兆6,423億円(うち郵便局2,484億円)、0.45%
第12回変動10年(2005年10月)1兆3,629億円(うち郵便局2,483億円)、0.55%
第13回変動10年(2006年1月)8,001億円(うち郵便局1,488億円)、0.68%
第14回変動10年(2006年4月)8,285億円(うち郵便局1,491億円)、0.85%
第15回変動10年(2006年7月)9,813億円(うち郵便局995億円)、1.10%
第16回変動10年(2006年10月)7,323億円(うち郵便局997億円)、0.92%

第1回固定5年(2006年1月)1兆1,285億円(うち郵便局497億円)、0.80%
第2回固定5年(2006年4月)9,883億円(うち郵便局1,490億円)、1.01%
第3回固定5年(2006年7月)1兆2,430億円(うち郵便局996億円)、1.30%
第4回固定5年(2006年10月)8,584億円(うち郵便局998億円)、1.13%
[PR]
by nihonkokusai | 2006-10-30 10:47 | 国債 | Comments(0)
line

「債券ディーリングルーム」ブログ版


by nihonkokusai
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー