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「政府インターネットテレビ」


 「政府インターネットテレビ」が開始され、「安倍総理のライブ・トーク官邸」がスタートした。これまではメディアを通じた政府による情報配信が、直接視聴者へ向けて行われることとなる。メディアは政府から出されたコメントに対して、それまでの取材を元にしての裏読みなどを行い、真意といったものを探ろうとするところにマスコミとしての大きな価値があるとみられ、その意味ではこういった政府による直接配信は脅威にはならないかもしれない。しかし、政府の発する重要事項が今後、いったんマスコミを経由することなく、直接インターネットを通じて配信される可能性も出てきた。

 個人がネットで配信する情報にはそれほどの重みはないかもしれないが、こういった政府による配信はかなりの重みを持つ。しかも、政治が自民党という党内の政治によって決着していた時代から、小泉政権以来、官邸主導型となっている。密室で行われていた政治がこれによって少しでも外に出てきた感もある。その意味でも政治が昔に比べてわかりやすくはなってきたとも思われる。

 ポピュリズムという言葉がある。「カリスマ性のある為政者が大衆の評判を集める政策を行ない、内外の危機を煽るなどして民衆を扇動する主義。また、民衆が民衆本位に政治を動かす現象や希望も肯定的にポピュリズムと表現される事がある。」(ウィキペディア)。これはよく小泉首相に向けて使われた言葉でもあるが、小泉政権はその足元を固めるために使ったものがこのポピュリズムであったと思う。ただし、その際に透明性も加えることで、自らの私利私欲に走っているわけではないことも国民は理解していたのではないかと思う。ポピュリズムという言葉は好きではないが、小泉政権に対しては肯定的なものとして使われてしかるべきではなかったかと思う。

 すでに10月ともなり来年度の予算なども気になってくるころでもある。増税よりも歳出削減を優先する安倍内閣の姿勢には共感を覚える。まだまだ切り崩すべきところがあちらこちらに控えている。新規国債発行の削減のためにも財政構造のリストラクチャリングをさらに勧めていただきたい。
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by nihonkokusai | 2006-10-12 14:50 | 国債 | Comments(0)
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