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「金融のソムリエ」


 通勤途中でいつもJ-WAVEを聞いているのだが、今週の朝のゲストスピーカーのひとりが、ソムリエの田崎真也さん。正直言ってこれまでほんとんど田崎さんに対して関心を持っていなかったが、もちろん名前は知っていた。しかし、今週一週間、ラジオでの話しを聞いているうちに、本物のプロとはこんな人なんだと関心させられた。調べてみると田崎さんの生まれは私と同じ昭和33年と同年代、ただ学年はひとつ上。現在でこそ名声を博しているが、それまでの努力はやはり人並み以上であったようで、その努力の結果として得たプロとしてのサービスの心は、どういった職業にも必要なものではないかと実感した。

 J-WAVEのホームページでも、今回の田崎さんのコメントをいくつか掲載している。「夢は誰でも瞬間的に持っているが、それを実行に移せるかどうかが鍵」、「前例が無いものこそ、トライする価値がある。」これらはあることを成し遂げられたからこそ言える言葉であると思う。田崎さんがソムリエ世界一になるのには、11年かかったそうである。

 「相手の立場で“アシスト”する気持ちが大切!サービス業に終わりはない!」、これについては「人が人のために労を尽くすのなら、それはすべてサービス業と言える」「自分自身で楽しんでもらえるように、いかにアシストするかが重要」そして重要なのが、「サービス業では、お客さんをこなしてしまうようになる時があるのですが、これはある意味マニュアルになってしまうので、これは作業と呼ぶべきです。日本では、この作業のことをサービスと言いがちになっていると思いますが、作業の上に、プラスαが必要ですね。」

 まさにこのプラスαが本来のサービス業の所以たるもの。特に金融サービス業では、プラスαが欠けているようにも感じる。金融商品を薦めるにあたっても、お客様の立場よりも会社としての立場、つまり現在主力で扱っているようなものをどうしても薦めてしまいがちとなってしまったり、株式の選択でもたとえ顧客が損をしても納得できるアドバイスをしているのかどうか。

 「日本においてソムリエは、ただワインを注いで講釈をするものではありません。同じビールなのにココで飲むとどうしておいしいんだろう?、その違いが仕事。だからお金をいただけるんです。」、これは飲食業に関わらずサービス業の原点とも言える言葉ではなかろうか。金融サービス基本法なのものも出ているが、法律を守ることも当然大事だけれど、金融もサービス業としての認識をもっと深める必要があるのではなかろうか。そういった意味でやや中途半端な資格とも思われる、フィナンシャルプランナーの資格とか証券フナリストの資格とは別に、「金融のソムリエ」となるべき資格試験みたいなものがあり、そういった人を金融機関の窓口に配置できれば、もっと証券などに対しての印象度が違ってくるように思う。
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by nihonkokusai | 2006-09-01 14:05 | 投資 | Comments(2)
Commented by 日経平均大暴落 at 2006-09-03 22:43 x
9月の日経平均は大暴落説がでていますが、本当でしょうか?
様々な予測が溢れていますが、ほとんど根拠も何も無くてただ下がるとか言っている人達が多いですね。
グーグルで日経平均の見通し、と検索してどのサイトが理論だって説明しているかを確認すれば、どのサイトが一番予測精度高いか分かると思いますよ。

Commented by nihonkokusai at 2006-09-04 10:42

株の暴落説ですか。自民党総裁選に絡めてとかの噂、いや観測なのでしょうか。根拠に乏しく、あくまで「下がってほしい」人が発信しているのではないかとも思います。今朝発表された法人企業統計もしっかりでしたし、次回の日銀短観なども良い数字となることも予想されます。日本の景気については今後もしっかりと思っておりますので、日経平均は16000円を値固めして17000円をトライしていくように予想しています。
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