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「円の国際化の後退」


 8月18日の日経新聞によると、国際通貨基金(IMF)の集計で、3月末の外貨準備金のうち、円建て試算の割合が3.4%と低下し、ポンドを下回った。米ドルは66.3%、ユーロは34.8%、英ポンド4%に次ぐ通貨となっている。全体に占める円の比率はほぼ一貫して低下しているが、欧州単一通貨としてのユーロがあらためて見直され、外貨準備の受け皿として地位を確立しつつあることなどが、円の比率低下に繋がっているとみられる。

 また貿易通貨としての円の利用も進んでおらず、こちらも低下基調となっており、さらに円建て債券の発行も減少に転じている。ユーロ円債の発行額が減少しているとともに、国内での円建て外債の発行も減っているとか。

 財務省が1980年ごろから進めている円の国際化は進むどころか後退基調になっており、円の地位はむしろ低下している。
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by nihonkokusai | 2006-08-18 10:09 | 投資 | Comments(0)
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