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「国債管理政策を強化」

財務省は国債管理政策を強化するため、「流動性供給入札」を2006年度に倍増する方向で検討することを25日の日経新聞が報じた。さらに国債の買い入れ消却の対象も12月から2銘柄増やすことによって全銘柄に拡大する見込みである。

 流動性供給入札の目的は、「特定銘柄の需給の著しい逼迫等の要因により国債流通市場の流動性が低下し、国債市場の機能が損なわれることを回避する観点等から、国債市場の流動性の維持および向上等を目的として実施する」ものである。

 つまり流動性供給は発行された国債のうち、市場での人気が高い銘柄を過去の発行時と同じ条件で追加発行する仕組みである。銘柄ごとに利率や発行量などの違いによって異なってくる国債の需給を安定させるための対策のひとつともなる。市場の人気が高く、さらに発行量が不足しているような国債の銘柄について、需給要因による利回りの大きな変動を防ぐ意味においても、過去に発行した国債と同じ条件の銘柄を追加発行するというものである。

 今年4月に導入され、平成18年度の4月から9月にかけて毎月1000億円程度の入札が実施される今年度の当初計画では、総額6000億円だったが、これを10月以降も継続して年度では1兆2000億円程度に増やす見込みとなる。対象銘柄は超長期債の中でも人気のある20年債のうちの残存 12年から15年(第38回から54回)となる。ただし、入札の都度市場の状況変化などにより、いくつかの銘柄が除かれる可能性もある。

 この入札に参加できるのは国債市場特別参加者に限られる。オファー(10: 30)や応札締め切り(12:00)、入札結果の通知・公表(13:00)の時刻については、従来の利付国債入札と同様に行われる。
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by nihonkokusai | 2006-07-25 10:00 | 国債 | Comments(0)
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