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「仮想通貨偽造でインフレ懸念?」


 オンラインゲームというものはやったことがないが、韓国などのブームから日本でもかなり普及しつつあると聞く。そのオンラインゲームの中での仮想通貨がひとつの社会問題ともなりつつある。ゲームの仮想通貨といえば、我が家の娘たちも人生ゲームについてくる仮想通貨で、お金の受払いの方法を覚えてきたが、それはあくまで子供銀行といったものと同様に「遊びのお金」である。ところがオンラインゲームの通貨に関して言えば、レアなアイテムなどを購入するために現実の通貨との為替取引のようなことも行われているようであり、現実の通貨としても利用がされているようである。

 さらに今回はオンラインゲームの大手でもあるガンホーの社員が、データを不正に改ざんして仮想通貨を偽造して、現実通貨での利益を得ていたことが発覚したそうである。しかも発覚の原因がある意味現実社会に近いようである意味恐い。流通している仮想通貨の通貨量が異常に増加することによって仮想通貨に伴うインフレがゲーム内でどうも発生したことがきっかけであったそうである

 現実社会では仮想通貨にも似た「ポイント」というものも存在している。ヨドバシカメラなどのポイントはほとんど現金に近いもので、その店の商品をポイントで購入することができる。これはひとつの地域通貨というべきものであろうが、その地域通貨を使える範囲を広げようとするような動きも出ている。同じバーチャール同士のゲームの仮想通貨とこういったポイントなどが融合してしまったりするといったことも空想話ではなくなってしまうかもしれない。それでなくともインターネット取引は、ちょっと知恵と技術さえあればそういったものを容易にすることが可能である。

 現在のマネーサプライの伸び悩みも実はこういったゲームやポイントといった仮想通貨の増加によるもの、ではないだろうが、いずれ日銀はじめ金融当局なども、こういった現実通貨に近い働きをしている仮想通貨の問題も真剣に議論する必要も出てくるものと思われる。そのうち日銀も仮想通貨のインフレ抑制のため、仮想通貨の吸収オペなりも検討する必要が・・・。
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by nihonkokusai | 2006-07-20 14:20 | 日銀 | Comments(0)
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