牛さん熊さんブログ

bullbear.exblog.jp ブログトップ

「量的緩和解除は3月9日か・・・」

人気blogランキング クリックのご協力、ありがとうございます。

 すでに日銀が量的緩和政策の解除の大きな条件としている全国消費者物価指数に関して、コア部分は10月が前年同月比ゼロ、11月同+ 0.1%、12月も+0.1%、そして3月3日に発表された1月分も+0.5%と1998年3月以来の高い伸びとなった。

 量的緩和政策の解除の際に出すとみられる金融政策の新指針の内容が煮詰まれば3月9日の金融政策決定会合で決定される可能性が高まってきた。ただし期末決算もあり、政府与党などから解除は4月以降が望ましいとの声も出ているようであり、多少流動的でもある。個人的にはできれば4月11日希望・・・。

 また3月9日に解除されるかどうかについては、解除の際に発表されるとみられる金融政策の新指針が決定されるかどうかも大きな焦点とみられる。3月3日の朝日新聞は、翌年度の物価の数値見通しに一定の評価を加えながら政策の方向性を示す案が有力と伝えている。これまで、展望レポートで参考資料として公表してきた翌年度までの消費者物価指数の見通しを政策運営の判断材料に格上げする案のようである。その見通をもとに日銀の見方を示し、その後の金融政策の道筋を示唆するとみられる。もしそうなれば、インフレ目標に比べて、新指針は政策の裁量性が高いものとなり、これまでの福井総裁の発言と整合する。

 福井総裁は「緩和解除後は極めて低い金利経て、段階的に中立的水準に修正」としている。極めて低い金利とはコール翌日物金利で0.1%程度までとなる見込みのようである。3か月から半年程度かけて6兆円の所要額まで減額するともみられる。いったん10兆円に落としてその後6兆円に引き下げるという2段階方式などの採用の可能性もある。
[PR]
by nihonkokusai | 2006-03-03 12:56 | 日銀 | Comments(4)
Commented by masuwari at 2006-03-03 14:47 x
「期末決算があるので解除は4月・・・」というのは常々どうかと思っています。
ある程度のコミットメントが日銀からなされるのであれば、3月中の解除のほうが金利動向は落ち着くと思うのですが・・・
Commented by nihonkokusai at 2006-03-03 16:04
 日銀からも以前から決算期末はあまり関係ないといった発言があったように聞き及んでいます。
 ただ、金融機関にとってはあまり期末に金利やら株価が動いてほしくないことも確かかと思います。ある程度マーケットに織り込ませているので、今回の影響は軽微であると思いますが、それでも4月まで待ってじっくりと緩和解除を行った方が良いのではないかと思っています。
Commented by masuwari at 2006-03-03 17:56 x
「金融機関にとってはあまり期末に金利やら株価が動いてほしくない」とのことですが、今のような不安定な金利動向のまま期末を迎えるぐらいなら、解除したほうがマーケットの動きは小さくなると思われるのですが・・・
Commented by 牛熊 at 2006-03-06 09:08 x
ここまで騒がれてしまうと、解除しないリスクの方が高まってしまいますね。それでもまだ今回解除なしの可能性もまったく否定できず、成り行きを見守りたいと思っています。
line

「債券ディーリングルーム」ブログ版


by nihonkokusai
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31