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「極めて低い金利とは0.1%以内?」

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 福井総裁は「緩和解除後は極めて低い金利経て、段階的に中立的水準に修正」としている。極めて低い金利とは3月1日の日経新聞によると、それは無担保コール翌日物金利で0.1%程度までどなる見込みのようである。

 量的緩和政策自体が未曾有のことであり、当然のことながら緩和解除についても市場参加者はもとより日銀にとっても始めてのこととなる。このため、緩和解除後の日銀の当座預金残高を縮小させる間、短期金利が状況によっては跳ね上がるリスクがあった。

 これを意識してか、福井総裁は昨年途中から解除後の金利について、ゼロ金利とは表せず「極めて低い金利」との表現に置き換えている。これはゼロ金利政策中も実際のコールの金利はゼロではないことを示しているとともに、この跳ね上がりの可能性も意識してのものとも見られていた。

 無担保コール翌日物金利の0.1%というのは、ロンバートレートとしての役割に代わった公定歩合と同水準である。翌日物金利がこの 0.1%を超えそうになった際には、当座預金残高を引き下げるペースを落とすなり、手形の買いオペなどを通じて資金供給など行って金利を押さえ込むものとみられる。

 さらに読売新聞は、日銀が量的緩和策を解除する際に、解除後も当面、超低金利を保つ方針を盛り込んだ特別文書を出す方向で調整に入ったと伝えている。当面、事実上のゼロ金利を継続する方針を特別文書で示すことにより、金利の急騰など市場の混乱を防ぐのが目的とみられる。通常の声明とは別に特別文書を公表して政策の狙いを詳しく説明し、解除後も金利や物価を安定させる効果を高めることにした、とも伝えている。

 特別文書には「日本経済の物価上昇圧力は低いため、ゼロ金利を含む極めて低い短期金利の水準を当面継続することができる」との趣旨を盛り込み、日銀が政府とともに2006年中のデフレ脱却を確実にする姿勢を強調するそうである(読売新聞より)。
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by nihonkokusai | 2006-03-01 13:14 | 日銀 | Comments(0)
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