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「1月の公社債投資家別売買高」

 2月20日、日本証券業協会から1月の公社債投資家別売買高が発表された。12月と同様に1月も信託銀行が大幅な買い越しとなっていた。12月が1兆 9301億円、1月も1兆6745億円となっていたが、これは株高にともない年金のリバランスのために、株から債券へ資金がシフトしたことによるものとみられる。さらに、公的年金の財投債引受額の減額に伴う市場からの購入増などもその要因として指摘されている。国債投資家別売買高からみると信託銀行の買いは長期が8393億円となっており、長期主体の買いであった。

 もうこひとつの大きな買い手が海外投資家でああった。1月の海外勢の動きを国債投資家別売買高からみると、超長期国債買い越し額は 6914億円に達し、長期国債も4146億円、中期国債も4364億円とそれぞれ買い越しとなっている。グローバルフラットニングの動きにともなったものとも思われる。この中にはスワップなども絡めた投機的な買いに加え、海外年金などによる買いも入っていたものと思われる。

 これに対して、1月に唯一業態別で売り越しとなっていたのが都市銀行である。国債投資家別売買高でみると長期国債が8652億円の売り越しとなっていた。1月の債券相場が上昇基調となっており、10年国債の利回りは一時1.4%近くまで低下していたことで戻り売りを入れてきたものとみられる。さらに日銀の量的緩和解除観測の強まりなどに対応し、やや長めの債券のポジションを落としてきた可能性もある。

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by nihonkokusai | 2006-02-21 15:39 | 債券市場 | Comments(0)
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