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「小泉首相コメント」

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 17日のGDPの発表を受けての記者団の質問に答えた小泉首相は、「量的緩和解除は早いか」との質問に対して「日銀総裁が判断されるでしょう」と述べたと17日の時事や18日の日経新聞が伝えている。

 これは、ぶら下がりと言われる記者質問と思われ、事前に質問内容が検討されていたかどうかは明らかではないものの、小泉首相は日銀の量的緩和解除に向けての姿勢に対して理解を示していたことがこれでもうかがえる。

 首相と日銀総裁の昼食を挟んだ会見以降、日銀の量的緩和解除に向けて強固な反対姿勢を示していた竹中総務相は、それ以降特に量的緩和解除についての反対姿勢については、ややトーンダウンし、中川政調会長も同様であったかと思われる。

 こういった状況を見ても、首相が日銀の動きに対してある程度理解を示している以上は、その判断に従わざるを得ないとの判断であったかとみられる。それまで日銀寄りとみられながらもやや慎重なコメントをしていた与謝野担当相も、それ以降は以前の日銀の姿勢を理解するコメントに戻っている。

 すでに3月から4月にかけての量的緩和解除は市場内部だけではなく、マスコミなどを通じて大きなコンセンサスともなりつつある。その意味でこの首相の発言に対して、違和感はないものとみられる。しかし、個人的なことながら、具体的な証拠がなく状況証拠だけでこれまで小泉首相の日銀に対する意向を判断していた自分としては、その推測が誤りではなかったことに少し安堵した思いである。
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by nihonkokusai | 2006-02-20 10:20 | 日銀 | Comments(0)
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