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「チャートからみた債券先物」

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 債券相場は大きな分岐点を迎えている。5年債の利回りは大きな節目とみられていた1.0%をあっさりと超えてきており、2年債の利回りも2001年2月6 日以来となる0.4%をつけてきた。相対的にしっかりとなっていた10年債の利回りも、1.600%台に乗せてきている。中短期主体に売られているのは、日銀の量的緩和解除観測に伴う動きとみられる。

 今回は債券先物の週足チャートから見ての今後の債券相場の動きを予測してみたい。

 2002年2月4日の安値135円72銭から2003年6月10日の高値145円09銭までは、デフレ心理の高まりに加え日中の値幅が限られる中、ほぼ一本調子の上昇となり、その間の値幅は9円37銭となった。しかし、この145円09銭が債券先物中心限月としての最高値となったのである。

 2003年6月10日からは、銀行のリスク管理上の問題なども加わり、売りが売りを呼ぶ展開ともなり、債券先物は急落し、2003年9月3日には134円09銭まで下げてきた。この間の値下がり幅は11円となった。

 急落のあとは日銀基盤の追加緩和などもあり債券先物は再び上昇し、2004年2月26日には140円45銭まで値を戻している。その上昇幅は6円36銭であった。

 その後、債券先物は再び下落基調となり、2004年6月23日に133円26銭まで下げている。この間の下げ幅は7円19銭となり、この133円26銭が直近の先物安値となっている。

 2004年6月23日の133円26銭を底に、再び債券先物はほぼ1年近くにわたり上昇基調を強め、2005年6月8日の141円32銭まで値を戻した。その間の値幅は8円06銭である。

 そして、2005年6月8日の141円32銭を目先の高値にして、2月10日に135円82銭と11月4日につけた直近の安値の92銭を割り込んだことで、141円32銭を高値にした下落トレンドはまだ継続中であると見ることができる。

 数値ばかり並んでしまったが、結論から言えばこれまでの先物中限月の週足チャートを見る限り、まだ下げ余地があるということが予想されるのである。

 2003年6月から9月にかけての11円の調整、2004年1月から6月にかけての7円19銭の調整と同程度の下げが今回あったとしてもおかしくはない。そうなれば、チャート上の下の節とみられるのはやはり2004年6月23日の133円26銭となると思われるが、もしそこをも割り込むようならば、大きなレンジ相場を下抜けすることとなる。今回の債券の下落はその可能性すら予想されるような動きにもなっているとみられる。
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by nihonkokusai | 2006-02-14 13:22 | 債券市場 | Comments(0)
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