「ほっ」と。キャンペーン

牛さん熊さんブログ

bullbear.exblog.jp ブログトップ

「債券急落、5年債は1年8か月ぶりの0.980%」

人気blogランキング クリックいただけるとうれしいです。 


 債券は現物中期ゾーン主体に売りが入り、海外投資家による先物売りなどもあり急落の展開となった。4月28日における日銀の量的緩和解除がコンセンサスのはずであるが、1月の全国CPIのプラス幅の拡大観測もあってか3月9日にも解除の可能性を指摘する声もある。5年国債入札日が10日になっていることも憶測を呼んでいたようだが、これはむしろ無用の混乱を招くことを恐れてのものであるとみられ、政策変更を前提としたものではありえない。

 昨日の引けあとに、10年276回で1.570%近辺あたりが実勢のはずのところなぜか1.600%が叩かれてしまった。どうやら発注ミスのようであったが、取り消しはできずそのまま値はついてしまった。こういったミスがその後の相場を暗示していることがよくある。今回もその可能性があるのかとみていたが、今日その10年276回は前場の段階で1.595%までヒットされてしまい現実化した。偶然かもしれないが、自分のディーラー経験からもこういったことは意外と起こりうる。

 今回の下落はやっとここにきて日銀の政策変更を意識したものとの見方も強い。特に海外投資家などは米有力レポートが最近になって日銀の量的緩和解除を書きたてているといわれ、それに反応してきたとも言えるのかもしれない。債券は国債主体に需給環境が良いため、生保や年金などは積極的に売りを入れてくることも考えづらく、売り崩されるとなればこういった海外投資家の動きが主体となる。

 もちろん量的緩和解除となれば敏感に反応しやすいのは銀行であるが、すでに中期主体にある程度残高を落としている。ここにきて先物チャートなど見ても売りが入りやすい地合いともなってきたことで、さらに残高を調整するような動きも出てきた可能性もある。

 3日の「若き知」にて「5年債は11月につけた0.975%、また2年債も11月の0.335%に接近している。ちなみに10年債も11月につけた1.615%を近々抜いてきてもおかしくはない。」と指摘したが、本日、5年52回は一時0.980%がヒットされ11月7日の0.975%を抜き2004年6月以来の0.980%をつけてきた。2年は本日の前場段階で0.330%まで売られており、10年276回も昨日ミスで1.600%はつけたものの本日は実勢取引で1.595%が打たれている。

 2年や10年も11月につけた利回り水準を上回ってくるのも時間の問題ともみられ、今度は5年の1%が意識されてくると思われる。
[PR]
by nihonkokusai | 2006-02-08 10:56 | 債券市場 | Comments(0)
line

「債券ディーリングルーム」ブログ版


by nihonkokusai
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー