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「物価連動国債の会計処理」

 11月18日に開催された第9回国債市場特別参加者会合議事要旨によると、物価連動債に関する会計処理の問題については、財務省が財務会計基準機構等との協議を開始して以降、同機構等において検討中とし、10月28日には、同機構の企業会計基準委員会において、物価連動債の会計処理の見直しが正式に議題として取り上げられ、金融商品専門委員会に付託されることが決定され、同専門委員会で本格的に議論が行われることとなった。そして、専門委員会の第1回は 11月最終週にも第1回会合が開催される予定としていた。さらに、専門委員会は12月中にもう1度会合が開かれる予定であり、結論が得られるまでにはまだある程度時間がかかる見通しとなっていたようである。

 本日(12月2日)の日経新聞によると企業会計基準委員会は1日、物価連動国債の会計処理を海外の基準と同一にする方針を固めたと報じた。評価損を費用として計上せず、貸借対照表に直接計上する方法を認める内容となったようである。

 来年度の国債発行計画が現在まとめられているところであると思われる。この物価連動国債については増発ニーズもあるが、会計の問題が国内の機関投資家にとって大きな障害となっていた。しかし、その障害が取り省かれる可能性が強まったことにより、来年度の国債発行計画において増発の可能性が高まったものともいえる。

 ちなみに、この物価連動国債は通称「ブツレン」と、なんか恐そうな(?)呼ばれ方をしています。

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by nihonkokusai | 2005-12-02 09:30 | 国債 | Comments(0)
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