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「刷り込み」

 「次の新型インフルエンザウイルスの亜型についての予測は困難である。現在のところ、東アジア地域に分布する鳥インフルエンザなどの解析から、H5、 H9、H6及びH2亜型の可能性が高いと推測されるが、それ以外の可能性も否定できない。従って、あらゆる可能性に対応しうる準備が必要である」「新型インフルエンザがどのような過程を経てヒトの世界に侵入してくるかについても、十分には解析されていないが、3つの可能性が指摘されている」(厚生労働省「新型インフルエンザ対策報告書」より一部抜粋)

 「中国衛生省は23日夜、安徽省で農民の女性(35)が鳥インフルエンザ(H5N1型)に感染して死亡したと発表した。」(読売新聞)

 「1997年、突然マスコミはインフルエンザへの恐怖を煽り、ワクチンキャンペーンを開始した。老人ホームでのインフルエンザ死が大々的に報じられ、その冬の香港におけるトリA型ウイルスの流行はあたかも大流行が身近にせまったごとく報道された。続いて子どものインフルエンザ脳症がクローズアップされた。」(インフルエンザワクチンについての開業医の研究から)

 「開発したロシュ社(スイス)が行った動物実験で、大量に薬(タミフル)を投与した若いラットの脳から高濃度の薬剤成分が検出されたことを受けた措置。異物の侵入を防ぐ脳の機能が未発達な乳児への危険性が指摘されている。このため、中外製薬は日本小児科学会などの協力を得て、昨年末から今年春にかけて投与された症例について、副作用などの有無を調べる」(2004年4月6日読売ネット版)

 「インフルエンザ治療薬のリン酸オセルタミビル(商品名タミフル)を飲んだ患者2人が、飲んで間もなく行動に異常をきたし、1人は車道に走り出て大型トラックにはねられ死亡、もう1人はマンションの9階から転落死していたことが11日、分かった。薬の添付文書には副作用として「異常行動」(自分の意思とは思えない行動)や「幻覚」などが起きる場合があると書かれているが、死亡につながったケースの判明は初めて。厚生労働省安全対策課も死亡例の一つを副作用として把握しており「異常行動の結果、事故死する可能性もある」としている。」「タミフルはスイス・ロシュ社が開発した。ウイルスの増殖を妨げ熱がある期間を1日程度縮める効果がある。国立感染症研究所の医師によると日本での年間販売量は1500万人分で、世界の8割以上を占める。」 (11月12日毎日新聞)

 上記はインフルエンザとその特効薬とも言われたタミフルに関しての記事などである。トリインフルエンザが人から人へ感染するものに突然変異してくる危険性はないわけではないであろうし、だからこそAPECなどでもそれが議論されたものと見られる。しかし、それはまだ実証されていたものでもなく、実際に人から人への感染例は確認されていない。そのリスクを無視するなと言われるかもしれないが過度に神経質になりすぎていないであろうか。

 そしてそのインフルエンザに対する特効薬としてタミフルが注目され、ネット通販を利用して高値で購入している事例も見られるとか。しかし、このタミフル、どうも腑に落ちない。なぜ日本で世界の8割以上分も使われているのか。

 そもそもタミフルはウイルスの増加を抑制する薬に過ぎない。しかも、熱がある期間を1日程度縮める効果でしかない。体力の弱っている人などには命に関わることもあろうが、健康的な成人ならば寝ていれば治るものでもある。しかも、突然変異したトリインフルエンザに対しては効果がある保障はない。

 さらに思春期の子供たちに幻覚といった副作用の事例も出ている。インフルエンザによる脳症ではないかとの指摘もあったが、それは小児がかかるものであり、症状も違っているため、タミフルの副作用の可能性は十分ありうると思う。タミフルはインフルエンザA型、B型ならば感染して48時間以内ならば効果があるそうだが、これは予防薬でもない。毎日飲み続けていれば結果として予防薬となるのかもしれないが。それにしても、なぜこれほど日本で利用されているのか。その理由が知りたい。そしてもしタミフルを使われる方がいるならば、言うまでもないが使用にあたっては十分気をつけた方が良さそうである。
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by nihonkokusai | 2005-11-24 14:12 | 趣味関心 | Comments(0)
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