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何故、相場は予測できないのか

相場は予測できない。何故なのか。
相場で形成される価格、特に債券や株式などの価格は、市場参加者が売買する際に注目しているものが変化してくるためである。

価格を構成する要素はいくつもあるが、そのうち何の比重が大きいのかを数値で表すことはできない。それは価格から、いや相場の感覚から推測するほかはない。

外から見ると、同じような材料なのに相場の反応が異なるのは理解が難しいであろう。
それは相場を取り巻く空気が変化するためであり、その空気が読めないと、相場そのものも読めなくなる。
しかも、その空気が移ろいやすいので、さらに相場を読みにくくさせている。

相場に勝つには、気持ちの入れ替えが必要というよりも、それまでの固定観念を捨て去る切り替えが重要になる。

思い込みでポジションを抱えたままにするのは危険が伴う。
空気の変わりようは市場参加者もかなり気がついており、いったん逃げようと構えている。
悪材料には反応薄となる半面、好材料には敏感に反応するようになるというのは、いわゆるポジションの巻き戻しが起きている、
その流れに逆らうべきではない。
そして、その動きが一巡後、あらためて相場を動かす要素の何に比重がかかっているかを探ることが重要となる。

こんな相場の世界を機械的に予測しようとすることに無理がある。
相場は人が作っている。だからといって人の集団行動を元にして予測が可能になるわけではない。
それというのもその集団行動を制するものが、今後、何になるのかが予測困難なためである。
そして、その集団行動を制するものへの注目度も変化することで、なおのこと予測を困難にしている。


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by nihonkokusai | 2012-01-22 13:33 | 債券市場 | Comments(4)
Commented by keiko at 2012-01-23 13:16 x
こんにちは、ネット版「現代ビジネス」1月23日の記事「日本経済いま知っておくべきこと」をご覧になりましたか?直近のデータによれば新発国債43兆円のうち実に4割の16兆円を外人が買ったとのこと。これは事実でしょうか?一橋大学の小黒(アゴラの常連)氏が肯定しているので事実と思うのですが、大変な事になりつつあると感じます。管理人さんはどう思われますか?
Commented by nihonkokusai at 2012-01-23 17:54
小黒先生がどのような発言を実際にされたのかはわかりませんが、今年度発行される国債の金額は44.3兆円ではなく182兆円です。44.3兆円は新規財源債と呼ばれる新規に発行される国債ですが、外人は買っているのは新規国債であるかはどうかは買った本人達もわかりません。あくまで182兆円のうちの16兆であるはずで、しかも外人は1年以下の短期債主体に購入しているため、短期債市場にはそれなりの影響は出ていますが、長期債の需給にはあまり影響していないのが現実です。海外保有の増加はむしろ好感すべきではありますが、今回はあくまで欧州の信用不安による影響受けての一時的な待避資金による買いであることは確かで、しかも短期債となれば、日本国債の需給に与える影響は限られます。現代さんということで、このあたりの事情はたぶんわかって書かれているはずですが、小黒先生も巻き込んで、危機を煽るような内容になってしまっているのではないでしょうか。
Commented by nihonkokusai at 2012-01-23 17:55
牛熊日記でもこの件について書いてみました。
http://blog.goo.ne.jp/ushikuma
Commented by keiko at 2012-01-23 18:23 x
牛熊日記拝見致しました。現代の記事が事実であれば大事件なのにどうして日経が報道しないのか不思議に思ってました。やはりミスリーディングな記事だったのですね。有難う御座いました。
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