牛さん熊さんブログ

bullbear.exblog.jp ブログトップ

短観を英語で何と言うのか

 15日に日銀短観が発表された。大企業製造業・業況判断DIは足下でマイナス4となり、2四半期ぶりのマイナスとなった上に先行きもマイナス5であった。そして、大企業非製造業・業況判断DIはプラス4と改善を示すが、先行きはゼロに落ち込む予想。また、中小企業・業況判断DIは、製造業がマイナス8、非製造業はマイナス14といずれも改善したが、先行きについては、それぞれマイナス17、マイナス21となった。

 欧州の信用不安、さらに円高、タイの洪水被害などの影響がまず大企業に出て今後はその影響が中小企業にも拡がりを見せるとみられる。

 ところで、この短観とは、日銀が年に4回、業況感に関しての調査表を直接企業の経営者に送り、それを記入してもらい、回収して経済観測をまとめたものである。短観は、サンプル数も多い上、日銀が相手ということもあって回収率も高く、数多くある経済指標の中でも注目されている統計である。

 ただし、今回の短観のように市場の視線が国内景気などより欧州などに向けられている際には短観の数値そのものにあまり反応を示さないということもある。それでも、日銀自ら出している統計ということもあり、日銀の金融政策に大きな影響を与える指標だけに国内ばかりでなく海外投資家の注目度も高い。

 ということで、表題の日銀短観を英語で何と言うのかということであるが、これは直接、日銀のサイトで確認いただきたい。日銀では短観発表の際、サイトで英語版も同時に発表しており、それがこちらにある。

http://www.boj.or.jp/en/statistics/tk/tankan12a.htm/

 アドレスでもわかるとおり、日銀短観の英語名は「Tankan」である。「Tankan」で通じるということは、それだけ海外でも浸透している指標であると言える。

 注目度が高く市場への影響も大きい時が多く、また過去の日銀不祥事の影響もあり、この数字はかなり厳重に管理され、日銀総裁も当日にならなければ知らされていない。このあたり、日銀は過去の反省もあってか、徹底している。

 それではなぜ金融政策決定会合の内容が事前にマスコミに漏れたりするのか。そのあたりはかなり不可思議なことではある。


*** 「牛さん熊さんの本日の債券」メルマガ配信のお知らせ ***

 「牛さん熊さんの本日の債券」メルマガ、通称、牛熊メルマガでは毎営業日の朝と引け後に、その日の債券市場の予想と市場の動向を会話形式でわかりやすく解説しています。10年以上も続くコンテンツで、金融市場動向が、さっと読んでわかるとの評判をいただいております。昼にはコラムも1本配信しています。毎営業日3本届いて、価格は税込で月額1050円です。登録申込当月分の1か月は無料でお読み頂けます。ご登録はこちらからお願いいたします。
http://www.mag2.com/m/0001185491.html

講演、セミナー、レポート、コラム執筆等の依頼、承ります。
連絡先:adminアットマークfp.st23.arena.ne.jp
[PR]
by nihonkokusai | 2011-12-16 08:16 | 日銀 | Comments(0)
line

「債券ディーリングルーム」ブログ版


by nihonkokusai
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー