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国債入札における未達と札割れの違い

 TwitterやFacebookでや問い合わせがあったため、国債の「札割れ」と「未達」の違いについて簡単に説明します。今回のドイツのように応札額が発行予定額に届かなくても、残りをドイツ連銀が一時的に預かる仕組みがあるような場合には、発行額に達しない「未達」とは言いません。

 日本の10年国債入札で初めて発行予定額に札が届かなかった際、つまり拙著の「日本国債が危なくない」の発売日でもあった2002年9月20日でも、当時はまだ引き受けシンジケート団が存在していたため、残りはシ団のシェア割となり、やはり「未達」ではなく「札割れ」と呼ばれました。

 ただし、今後もし日本の10年国債入札で今回のドイツのような事態が発生した際には、すでにシ団が廃止されているため「札割れ」でなく「未達」となります。FB(政府短期証券)ではこのような際に例外的に日銀による引受が可能ですが、10年国債などでは残りを日銀が引受けるような仕組みとはなっておりません。


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by nihonkokusai | 2011-11-24 11:36 | Comments(0)
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