牛熊ゼミナール金融の歴史第13回 イギリスにおける国債への投機
たとえば先物取引の際に、はるか先の期日を決済日とする方法がとられました。1730年代には四半期ごとに決済する方法が一般的になり、その後6週間を決済期間とする方法に移行しました。国債担保融資も行われ、また証券取引所ではオプション取引も活発に行われていたのです。
ナポレオン戦争の間、イギリス政府は4億ポンドを超える国債を発行し、この国債を対象とした投機により、50万ポンドを超す資産を形成した人物がいます。この資産を得たのち若くして引退し、「比較優位の原則」などで有名な経済学者となったデイビッド・リカードです。
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